対話無き日々 ここまでをまとめ読み その4
想いやりトークチャンネル【日本流の開発方式を破壊した原理主義者たち ~対話を減少させてきたもの~】
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のつづきです。
ところが実際にその年齢になってみれば、責任ばかり押し付けられて
収入は上がらず、家族からは煙たがられる。
思うように出世もできず、女性社員たちからは毎日のように突き上げ
られる。
幻かもしれない年金受給額に心の拠り所を求める気持ちも理解でき
なくはないが・・・
戦後の昭和の時代は高度成長期と言われ、日本は焼け野原から世界有数の
経済大国へと成長した。
この時代の日本人の暮らしは、現代の我々には想像できないほど過酷な
ものだったであろう。
今の日本の中高年は、そんな先人たちが血と汗で築いてきた国の財産を
食いつぶし、残ったわずかな財産から、自分がもらえそうな金額を計算し、
自分たちの世代は滑り込みセーフと言い合っているような、
情けない人間ばかりなのか?
そんな一方で、その年金を負担させられている若年層の収入は、
中高年層が想像しているよりも遥かに低い。
ここで、実在する25歳のA君の例を紹介しよう。
誰もが知る一流大学を卒業して東京都内の一部上場企業に就職した
A君は、有能であるために入社2年目には大きな仕事を任された。
深夜に帰宅し、早朝から出勤することも珍しくないが、彼の収入は
手取りで月16~17万円
だそうである。
通勤に便利な場所での独り暮らしも考えたが、都内の家賃は狭い部屋でも
8~12万円/ 月
これでは暮らしていけないので、1時間半かかる実家からの通勤を
続けている。
A君の会社が特別に酷いというわけではない。
現在の中高年が若手だった時代と今の若手の給料は、
ほとんど変わらないか
いくらか下がっている
その上に、以前よりも遥かに高い税金と社会保険料が
天引きされる。
働き方改革以来、残業はほとんどさせてもらえない企業が多くなっている。
仮に残業したとしても、どんなに働いても残業代が頭打ちになりかねない
みなし残業制度の悪用
が会社によって行われれば、手取り金額がその程度になって当たり前なのである。
つづく-> 対話無き日々 ここまでをまとめ読み その5
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