年配の人と話そう ここまでをまとめ読み! | 会話が伝わるようになるアプリ「想いやりトーク」 オトデザイナーズ 坂本真一

年配の人と話そう ここまでをまとめ読み!

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*この記事は、2021年10月頃からシリーズで配信したものに多少の修正を加えたものです。

 

若い人と年配の人との会話が激減しています。

 

これは日本では、

 

世代間の断絶

 

などど言われ、コロナ以前から問題視されていたことです。

 

そこにコロナ渦における、各種の

 

自粛やマスク着用の要請

 

が拍車をかけました。

 

さらに、コロナウィルスの感染拡大に関しては、自粛要請中にも

 

関わらず、公園などで飲酒をする若者がテレビに映し出され、

 

感染拡大は若者のせいだと言わんばかりの報道が繰り返され

 

ました。

 

年配者と若い人の断絶は、本当に深刻な状況に陥っています。

 

しかし、私はいくつかの学校で若者たちに教えていますが、

 

報道されたような若者に会ったことはありません。

 

今の学生たちは、むしろ、

 

私たちの学生時代よりも

真面目で

ルールを良く守ります。

 

大部分の学生たちは、重症化しやすい高齢者に感染させ

 

ないようにと、言われたとおりに自粛します。

 

それでも、年配の人たちからは、感染拡大の犯人扱いされて、

 

年配者を忌み嫌う若者、精神的に病んでしまう若者、

 

 

引きこもりのようになってしまう若者が急増しています。

 

話さないからです

 

年配者と若者がコミュニケーションを取らないからです。

 

話せば、そんな若者は稀であることが分かるはずです。

話せば、年配者の誤解であることが分かるはずです。

 

年配の人と若い人の間に様々なギャップがあることは、

 

間違いのない事実です。

 

しかしそれは、今に始まったことではなく、太古の昔から

 

続いていることです。

 

ではなぜ、年配の人と若い人の会話が、こんなにも

 

減ってしまったのでしょうか?

 

 

おじいちゃん、おばあちゃんと同居している、もしくは、

 

すぐ近くに住んでいるという学生は、今は極めて稀です。

 

学生たちと話していても、親や学校の先生以外の年配者と

 

会話をする機会は殆ど無いし、

 

話が通じないから嫌だ

 

という学生が少なからずいます。

 

でも、若い人の話しが年配者になかなか伝わらないのも

 

これもまた、太古の昔からの当たり前のことです。

 

それでも、皆、会話してきたのです。

 

伝わらない部分が多々あって、不満が残る部分が

 

あっても、それでも会話してきたのです。

 

ではなぜ、現代においてだけ会話が激減してしまったのか?

 

そこには、明確な理由がある

 

私は考えています。

 

それは、

 

お互いがお互いを知らない

 

からです。

 

カンタンに言ってしまうと、今の若い人は、年配の人の

 

身体機能とか、コミュニケーション能力とかの衰え

 

関して、本当に知らないんです。

 

知らないというのは、ちょっと誤解を招く言い方ですね。

 

言い換えると、テレビやネットに書いてある、年配者に関する

 

ニュースや情報のみから想像するだけで、

 

実感として感じたことがない

 

のです。

 

 

昔は、おじいちゃん、おばあちゃんが同居している家庭が

 

少なくありませんでした。

 

同居していないにしても、ご近所には隠居状態の高齢者が

 

たくさんいて、学校の行き帰りに声をかけてくれたり、届け物を

 

したご褒美にお菓子をくれたりしたものです。

 

しかし、今はそういった交流、コミュニケーションが皆無の

 

状態で育つ若者が少なくない。

 

つまり、

 

年配の人と

直接コミュニケーションを

取った経験が無い

 

のです。

 

そして、年配の人たちも、若い人とのコミュニケーションが

 

皆無の状態で年を重ねて行きますから、やはりテレビなどで

 

流される傍若無人な若者の姿だけから、若い人への嫌悪感を

 

持ってしまう。

 

話せば分かるんですけどねぇ・・・

 

つづく-> 年配の人と話そう ここまでをまとめ読み! その2

 

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