無自覚難聴の恐怖 ここまでをまとめ読み! その4
想いやりトークチャンネル【オエッ!となるあたり カ行の「k」をハッキリと発音しよう】
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のつづきです。
前回までの記事で、無自覚難聴の恐ろしいのは、聞き間違えを
相手のせいにしてしまうことだというお話をしました。
自分の聞こえが衰えているという自覚が無いから、相手の伝え方が
悪いと思う。
それが高じて、
ごまかされた
バカにされた
騙された
などと考えてしまう。
無自覚難聴の典型的な悪パターンです。
繰り返しになりますが、人は、20歳を過ぎると、誰でも加齢性難聴が
始まり、そして、40歳を過ぎたあたりから、ほとんどの人が、日常
生活や仕事の場で、加齢性難聴による何らかの不都合、トラブル
などを起こしているのです。
ですからこれは、決して他人事ではなく、
あなた、もしくは、あなたの
ご両親なども
陥る可能性が十分に
ある話なのです
↓には、加齢性難聴の人への正しい話し方が書かれています。
まずは、↑を読んで、40歳以上の人への話し方の参考にしてください。
また、当ブログを読んで自身の無自覚難聴を”自覚”した人は、
↑のページに書かれていることを周囲に伝え、理解を得るように
しましょう。
最近は、多くのメディアで認知症に関する話が報道されています。
まるで、高齢者はみんな認知症だと言わんばかりの番組や記事も
散見されます。
これは大きな誤解、間違いです
人は年を取れば、体力が落ちてきます。
アラフォー、アラフィフ、ましてやシニア世代になれば、誰でも20代の
頃よりも落ちますよねぇ(私も、体力がエラく落ちたなぁと思うことが
多々あります)。
しかし、社会生活がまともに営めなくなるほど体力が落ちてしまう
人って、アラフォー、アラフィフでは滅多にいませんし、シニア世代
でもごくわずかですよね。
そういう意味では認知機能も同じです。
20代の頃よりも頭の回転が遅くなったり、記憶力が落ちたりする
のは当たり前です。
それを全て認知症と決めつけてしまったら・・・?
中年以降の人は全員が認知症で、まともな社会生活は営めない
ということになってしまいます。
一方で、聞こえも、加齢とともに確実に衰えていきます。
↓も良く読んでみてくださいね。
聞こえの衰えで怖いのは、
良く聞こえなくて日常生活や仕事の場で
イライラすることがとても多いのに、
本人に、
そのイライラが聞こえの衰えのせいだという
自覚が無い
というケースが圧倒的に多いことなのです。
だから、周囲にイラついたり、店員さんに激怒してしまったりということが
アチコチで起こるのです。
加齢性難聴でも、特に当ブログで提唱している、
健診などでは耳の病気や障害だとは
診断されない「無自覚難聴」の状態
というのは、実は、
認知症初期症状と
とても良く似ているのです。
↓のクイズ形式の動画で、音を聞きながら
考えてみてください。
このような聞こえになってしまえば、まともな反応ができなくなるのは
当たり前です。
実験で確認したところ、20代の若者でも、このような聞こえになって
しまうと、まともな受け答えが出来なくることが分かっています。
そう、まるで認知症初期症状のような状態になってしまうのです。
これは70歳代くらいの人の聞こえを模擬した動画ですが、
ほとんどの人が40歳を過ぎたあたりから、このような聞こえに
近づいてきているのです。
つづく-> 無自覚難聴の恐怖 ~シニア耳 老人耳 貧乏耳 大損耳~
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