長く、未就学児の親をやってきた。
その年数、丸11年。
想像していたよりも長かった。

上の子が小学生になったばかりの頃にコロナという異常な日常生活を余儀なくされた。
当時、我が家は上の子は小学校へ通う必要があったが、下の子(1歳児クラス)は一定期間を家庭内育児で済ませていた。

三密を避けるため小学校にも保護者として一度も通えず、子供の言葉でしか学校生活を確認できずなんとももどかしい日々。

そんな折、保育園から
「今日は身体測定を行うのでその間だけ
 いらっしゃいませんか」

というオファーがあった。

久しぶりに身体測定だけお邪魔した保育園。
そもそも身体測定時に親が保育園に行くことはないので最初で最後の経験となった。

子どもたちは並んで保健室の前で待っていた。
病院の記憶がよみがえるのかナーバスになった
子どもにも手厚く対応する先生方。
「怖い?だったら後にする?先でもいいけど」
ああ、保育園ってこんな個人対応してくれる場所なんだ、っとじんわりと気持ちが温かくなるおねがい

学校だったら絶対こんなことはないだろう。
こんなちょっとした(?)ことへの個人対応、
各家庭への対応は学校ではできない。
(でも今思えば担任によるのかもしれないが…)

そんな、個々の性格や気持ちにも寄り添ってくれる保育園を、親子ともにいよいよ、最後の日桜

朝、いつも同じ時間に遭遇する保護者と「いよいよ最後ですね」と言い合い、
六年間私の自転車に乗って頑張ってくれた
子どもをねぎらい、
いざ、お迎えは家族全員で臨むことに。
号泣の予感。