小学一年生になると、貸し借りが発生します。

(ただ、学校のおたよりには「トラブルの元になるからさせないように」みたいなことは書いてあったような気がする…たぶん)

うちの子は本を学校に持って行って休憩時間などに読んでるんだけど、それが「貸して貸して」と大人気だという。

今は2巻を読んでるから、じゃあ1巻を貸してあげたら?

つい気楽に言ってしまったのは私です。(この時、学校のお便りのことは忘れていた)


その日、帰宅してすぐ、

「Aちゃんに1巻を貸して、Bちゃんに2巻を貸した」

という娘。

「え?なんで2巻も?まだムギが読んでるじゃん。」

と聞くと、どうも強引に持って行ってしまったらしい。

そして、

「Aちゃんは明日かえすね、と言ってくれたけど、Bちゃんは明日も読み終わっていなかったら返さないって」

と、不安そう。

(しかもその「返さない」のいいかたが非常にナマイキな言い方だったっぽい。「ぜ~~~~ったいかえさないからね!」みたいな)


なんっじゃそりゃムキー

思わず憤慨するよね。

AちゃんもBちゃんも親同士はつながっていないので、親に連絡することも不可。

とりあえず、冷静に。

・Bちゃんにも明日返してっていいなさい。

・ママが怒るから返してって言って。

・それでも返してくれなかったら先生に言って。

・もしムギが先生に言えなかったらママが連絡帳に書きます。


と伝え、娘は「ウン」とうなずいた。

その後も不安そうな娘。

「まあ、人にものを貸すってこういうことなんだよね。もう”あげてもいい”って思うくらいで貸してあげるんだよ。

ママも、昔、帰ってこなかったことあるよ。人の物を借りて返さない人はね、子供のころからずーっとそうで、大人になっても返さないんだよ」


と言うと、小さくうなずいた。

「それでムギはどう思った?」

と聞くと、

「Bちゃんちょっと酷いなあと思った」

とのこと。

その、ひどいと思ったっていう気持ちを大切にしてね。と言っておいた。


結局、翌日にはBちゃんも返してくれて、無事、娘はその本を学校で読むことができたらしい。

(ちなみに1巻はAちゃんのあと、Cちゃんも貸してと言ってきてCちゃんの元へ…そしてDちゃんが次の日に借りることになっているらしい。大人気だな)


でも今回の件では、いいお勉強になったと思う。

こうしてひとつひとつ積み上げて、人間関係というものを学んでいっておくれ。


ちなみに、Aちゃんが学童で1巻を読んでいたところ、拍子に娘の名前が書いてあったので、学童の先生が

「あれ?これムギちゃんの本みたいだけど…」

と聞くと、Aちゃんが

「ムギちゃんに借りたの」

と答えたらしい。

そのとき、Aちゃんはしおりを持っていなかったので、タオルをしおりにしていた。それを見た先生は

「タオルをしおりにすると、本がゆがんで人に借りた本に失礼でしょう、紙をしおりにして」

と言って、Aちゃんは紙をしおりにしたんだって。

それを見ていたムギにも、Aちゃんにも、すごくいいお勉強だなあと思ったよ。学童の先生、グッジョブ👍

授業だけでないお勉強をさせてもらっています😌

※貸し借りはトラブルの元であることは間違いありません。
うちは「無くしてもいいと思う気持ちで貸してあげる」というお話をしているので許容しています。そのことで学校側から注意されることまで想定し、そうであったとしてもそれもお勉強のひとつだと思っています。