「決戦」の記事に関して、たくさんコメントいただき、ありがとうございました。
大変興味深く、また、自分が今後どうすべきかということを様々な
角度から考える機会となりました。ありがとうございました
ちなみに昨日の決戦は都知事選と衆院選の話で大いに盛り上がり、つつがなく終了しました。
(最近のブームは?の質問ありませんでした)
さて。
我が家では夫と過ごす週末デートとなると、まず映画が選択肢にあがります。
少し前のことですが、「天のしずく」というドキュメンタリー映画を観に行ったので
ご紹介したいと思います。
あっ、このタイトルまるで私が天に召されたかのようですね…
ブログタイトルを見て驚いた方いらしたらスミマセン。
辰巳芳子さんという女性をご存じでしょうか?
今80代、もうすぐ米寿という年齢の方なのですが。
私は偶然、数年前にテレビのドキュメンタリーで観て知っていました。
途中から観たので詳しくはわからなかったのですが、テレビを付けた時は
料理教室を開催しているシーンでした。
雰囲気としてはおばあちゃんから教わる丁寧な料理のお教室。
そこで生徒さんがふと疑問に思ったことを口に出してしまったのです。
「先生、毎日お出汁を取るのはすごく大変なので、出汁のモトを使ってはいけませんか?」
ま~そしたらば辰巳さん、怒りましてねぇ。
「あなた何を習いに来てるんですかッ!?今まで何を習ってきたんですかッ?!」
最近こんな風に生徒に怒る人を見ることが減っていたので、とても印象的でした。
辰巳さんといえばその怖いおばあちゃん、というイメージが強く残った、番組でした。
(あ、ここまでは番組の内容です)
今回観た映画で、改めて詳しく辰巳さんのことを知ることができました。
辰巳さんはお父様の闘病生活で、咀嚼、嚥下がうまくできない父のために
いろんな野菜を混ぜ込み、栄養素のつまったスープを試行錯誤して作った経験から、
お父様が亡くなった後もボランティアでスープを作り続け、病院に届けていたのだそうです。
同時に料理研究家、作家としての活動を続けられたよう。
辰巳さんの作る料理はとても細やかな気配りがしてあり、その料理の手さばきを
見ているだけでもホレボレしてしまう、自分もこんな風に丁寧に料理して
みたいな~って思います。作られた料理はもちろんどれもこれもおいしそう。
だけどこの映画は単なる辰巳さんの料理の紹介ではありません。
(調理方法も1から10まで紹介してません)
辰巳さんの料理の手法は、私たちが知っている家庭科で習う料理とは
少し違っていて、それを私は「辰巳メソッドだ」と勝手に思っています。
例えば…
飴色玉ねぎを作るときも、火をつけてないお鍋に刻んだ玉ねぎを入れ、
その上からオリーブオイルをたらりたらり。玉ねぎ全体に油をまわし、
それから、火をつけます。
これは「蒸し炒め」と言い、辰巳芳子さん理念の込められた料理法です。
(なぜこれが良いのかは映画内で説明しています)
このような「辰巳メソッド」が、映画の中の様々なシーンで出てきます。
お料理に限らず、自然観、倫理観、あらゆることに対して。
それが、
「たぶんこれが正しい日本人のありかた、だけどあわただしい毎日ではなかなか難しいよね」
という多くの現代人がもつマインドに「喝」を入れてくれるようなメソッドであると感じました。
辰巳さんの言葉選び、立ち居振る舞い、存在感。
そこに私たちへのメッセージが、たくさん込められているのでした。
特に印象的だったのが、
「80歳を過ぎて、物の考え方が変わりました。
そして私は、80歳まで生きていてよかったと思っています」
と仰っていたこと。
80歳…もう少し時間がかかりそうですが、そこまで生きて初めて見える景色…
見てみたいと思いました。
単なる怖いおばあちゃんではありませんでした。
後を追う私たちへのメッセージを、全身から発している方、だと思いました。
私は母方の祖母が大好きだったのですが、9年前に亡くなりました。
祖母から教わりたかったこと。
もっと聞いておけばよかったこと。
何度でも聞いておけばよかったこと。
今思うと後悔することがたくさんあります。
祖母の代わりに、ちょっと厳しいおばあちゃんからのメッセージを聞けた、
そんな気持ちになる映画です。
興味のある方は、観てみてくださいね。
私は恵比寿の写真美術館で観ました。
土日でも空いていて観やすかったです。
イルミもやってるので、デートにもオススメ!
長い記事を最後まで読んでくださってありがとうございました
大変興味深く、また、自分が今後どうすべきかということを様々な
角度から考える機会となりました。ありがとうございました

ちなみに昨日の決戦は都知事選と衆院選の話で大いに盛り上がり、つつがなく終了しました。
(最近のブームは?の質問ありませんでした)
さて。
我が家では夫と過ごす週末デートとなると、まず映画が選択肢にあがります。
少し前のことですが、「天のしずく」というドキュメンタリー映画を観に行ったので
ご紹介したいと思います。
あっ、このタイトルまるで私が天に召されたかのようですね…
ブログタイトルを見て驚いた方いらしたらスミマセン。
辰巳芳子さんという女性をご存じでしょうか?
今80代、もうすぐ米寿という年齢の方なのですが。
私は偶然、数年前にテレビのドキュメンタリーで観て知っていました。
途中から観たので詳しくはわからなかったのですが、テレビを付けた時は
料理教室を開催しているシーンでした。
雰囲気としてはおばあちゃんから教わる丁寧な料理のお教室。
そこで生徒さんがふと疑問に思ったことを口に出してしまったのです。
「先生、毎日お出汁を取るのはすごく大変なので、出汁のモトを使ってはいけませんか?」
ま~そしたらば辰巳さん、怒りましてねぇ。
「あなた何を習いに来てるんですかッ!?今まで何を習ってきたんですかッ?!」
最近こんな風に生徒に怒る人を見ることが減っていたので、とても印象的でした。
辰巳さんといえばその怖いおばあちゃん、というイメージが強く残った、番組でした。
(あ、ここまでは番組の内容です)
今回観た映画で、改めて詳しく辰巳さんのことを知ることができました。
辰巳さんはお父様の闘病生活で、咀嚼、嚥下がうまくできない父のために
いろんな野菜を混ぜ込み、栄養素のつまったスープを試行錯誤して作った経験から、
お父様が亡くなった後もボランティアでスープを作り続け、病院に届けていたのだそうです。
同時に料理研究家、作家としての活動を続けられたよう。
辰巳さんの作る料理はとても細やかな気配りがしてあり、その料理の手さばきを
見ているだけでもホレボレしてしまう、自分もこんな風に丁寧に料理して
みたいな~って思います。作られた料理はもちろんどれもこれもおいしそう。
だけどこの映画は単なる辰巳さんの料理の紹介ではありません。
(調理方法も1から10まで紹介してません)
辰巳さんの料理の手法は、私たちが知っている家庭科で習う料理とは
少し違っていて、それを私は「辰巳メソッドだ」と勝手に思っています。
例えば…
飴色玉ねぎを作るときも、火をつけてないお鍋に刻んだ玉ねぎを入れ、
その上からオリーブオイルをたらりたらり。玉ねぎ全体に油をまわし、
それから、火をつけます。
これは「蒸し炒め」と言い、辰巳芳子さん理念の込められた料理法です。
(なぜこれが良いのかは映画内で説明しています)
このような「辰巳メソッド」が、映画の中の様々なシーンで出てきます。
お料理に限らず、自然観、倫理観、あらゆることに対して。
それが、
「たぶんこれが正しい日本人のありかた、だけどあわただしい毎日ではなかなか難しいよね」
という多くの現代人がもつマインドに「喝」を入れてくれるようなメソッドであると感じました。
辰巳さんの言葉選び、立ち居振る舞い、存在感。
そこに私たちへのメッセージが、たくさん込められているのでした。
特に印象的だったのが、
「80歳を過ぎて、物の考え方が変わりました。
そして私は、80歳まで生きていてよかったと思っています」
と仰っていたこと。
80歳…もう少し時間がかかりそうですが、そこまで生きて初めて見える景色…
見てみたいと思いました。
単なる怖いおばあちゃんではありませんでした。
後を追う私たちへのメッセージを、全身から発している方、だと思いました。
私は母方の祖母が大好きだったのですが、9年前に亡くなりました。
祖母から教わりたかったこと。
もっと聞いておけばよかったこと。
何度でも聞いておけばよかったこと。
今思うと後悔することがたくさんあります。
祖母の代わりに、ちょっと厳しいおばあちゃんからのメッセージを聞けた、
そんな気持ちになる映画です。
興味のある方は、観てみてくださいね。
私は恵比寿の写真美術館で観ました。
土日でも空いていて観やすかったです。
イルミもやってるので、デートにもオススメ!
長い記事を最後まで読んでくださってありがとうございました


