イヴァリースの空を横切る飛空艇の数を数えた事はないが、一日で相当な数になるだろう。
上の空になれる時間がある日々ではないが、
頭上を行き過ぎる船影に一瞬だけ空を見上げれば、
瞬き一つも終わらぬうちにもう、5,6隻の飛空艇が視界に入る。
視線を元に戻す。
己の口元を意識して引き締める。
来るのは夜になると言っていた。
この抜けるような青空の中、シュトラールの姿が現れるはずない。
それでも、影が過ぎる度に、一々空を見上げてしまう己を止められない。
多分わたしはここ数日の激務のせいか、突然の発熱と頭痛と腹痛と腰痛と肩こりで
明日はめずらしく休暇を取るだろう。
もしかすると、2,3日休まねばならないかもしれない。
一分でも一秒でも早く、
空から愛する人が舞い降りるその姿を見たくて、
焦れて焦がれて会えたなら、
一分でも一秒でも長く、
わたしの腕に閉じ込めたくて、
……本当に具合いが悪くなりそうだ。
( 2010・07,21 再録/若干修正+補記 )
なんか思いっきり情けないジャッジマスターになっちゃった。
バルフレアが颯爽と会いに来ても、青白い顔のおっさんがぼうっと待ってたら、踵を返し帰ってしまわないか心配。
で、具合いが悪くなりそう。