「いらっしゃいませ~」

「いらしゃいませー!」

「い・いらっしゃいませ…」


「おや~、偶には庶民の気持ちを知るためにと気まぐれで立ち寄った店に、

こんなイイ男が…特に貴方、そう一番若い貴方ですよ~。

ん~ん、アルバイトですか?こんなお店は辞めて私のお店にいらっしゃい」

「はい!ご注文はお決まりでしょ・う・か!!!」

「この仔猫ちゃんを、テイクアウトで」

「はい!若造一丁!すぐ連れて行ってくれ、料金はいらん」

「待て!待てウォースラ!

ご注文はメニューの中からお選び下さい!

事と次第によってはお客とて容赦せん!」

「なんです?貴方がこの店のオーナー?」

「オーナー?馬鹿を言って貰っては困る。

わたしはこの可愛い可愛いお弁当屋さんに恋する一人の愚かな…」

「ふ~ん、本当の馬鹿なんですねぇ…では貴方がオーナー?」

「馬鹿を言って貰っては困る!

俺はこの若造に眼が眩んだバッシュに…バッシュが…バッシュを…その…

はっ!し、親友、そう親友だ!友人を心配して…それでその…」

「なかなか面白そうなお店ですねぇ。

そして貴方は?」

「オレ?オレはただの雇われバイト。

こいつらがいると楽だぜ」

「トラブルを楽しむその余裕、いいですね~容姿だけでも満点なのに、ますます好みです。

決めました。貴方にお会いするために、私もここで働きますよ~」

「アルシド様、お時間が…」

「キャンセルを。今日から…そうですね…一週間。

これから一週間のスケジュールを全てキャンセルして下さい。

それだけあればこの仔猫ちゃんを落とすのに充分です」

「へ~、お手柔らかに頼むぜ」

「お気が強い。これは落とし甲斐啼かせ甲斐がありますね~そそりますね~」


「いらっしゃいませ~(やる気なしバルフレア)」

「いらっしゃいませーー!!(やけくそバッシュ)」

「いらしゃいま…せ…(未だ慣れないウォースラ)」

「い~らっしゃぁ~い(店を間違えているアルシド)」

「なんにする?」

「なんだ、その口の利き方…って、バッシュ?!

そこでキャベツを刻んでいるのは…兄さん?」

「ノア!お前か?!」

「わ~おんなじ顔だ」

「バッシュ…お前こんな所で何をしている!いつの間に弁当屋などに!」

「いや違うんだノア、ここはわたしの職場ではなくて…その…愛を育む…」

「ご注文はなんにしますかー」

「では…コロッケ弁当…いや、バッシュまさかお前が刻んだキャベツが入っているのでは…」

「その通り、知っての通りバッシュのキャベツを刻む腕は一流だ。有難く思え」

「なんだ、この弁当屋は?!

レジの若造は口の利き方がなっていないし、ど素人がキャベツ刻んでるし、コックか何か知らんが偉そうなその態度!!俺は客だ!」

「おやおや~、良く吼える客ですねぇ。ま、弱い犬ほど…」

「いーから、コロッケ弁当な?¥380」

「いらん!こんな店で誰が買い物など!」

「なんだよ、もうコロッケ揚げ始めちゃったぜ?」

「帰れ帰れ。貴様のような態度の客にバッシュの激ウマコロッケ、勿体無いわ」

「激うま?」

「そうですよ~この男、見かけに寄らずか寄ってか…とにかく料理の腕は保障しましょう」

「まっかせなさ~い!!」

「くそ…どけ!バッシュ!

お前のコロッケと俺のコロッケ、どちらが旨いか勝負だ!

貴様にだけは負けん」

「…いーけど…もう、どーでも…」


「いらっしゃいませ~(投げやり)」

「いらっしゃいませー!!(妙に張り切り)」

「いらっしゃいませ(やっとまともに)」

「は~い、いらっしゃいませ~(優雅に)」

「いらっしゃいませ!!(バッシュに負けたくない一心)」


「……なんなの?この弁当屋……」


( 2009のいつか/だいぶ当時と違っちゃった… )


はい終了。

やっぱ書いた時とテンションが違い、妙に作品風にしようと力が入って却っておもしろくなくなっちゃった…。

ごめんなさい、つまらないもん読ませて…。

フランさんにご登場願ってなんとか収集をつけた事だけは覚えていたんだが…。

ま、弁当屋にばしゅばるの二人がいていちゃいちゃお弁当作ってたらいいな~って(当時は)思ったらしい。

自分の 事だがよくわからん…。