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防音室ならお任せ下さいと大言を謳う防音工事専門会社の背信行為。一般ユーザーの期待を裏切り、依頼者が300万円もかけた結果が・・・・・


防音工事完了後、間仕切り壁の遮音性能が約20dB、床の遮音性能が約5dBアップしただけです。これは私が防音室に失敗したかたから相談された内容です。

上記の分析結果は提携先の音響測定専門の建築士に依頼して判明したものです。


この専門業者は大手のピアノメーカーと提携して防音工事を請け負ったようですが、責任をまったく取りませんでした。

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実はこのような事例は結構あります。実際に被害者が提訴中の件もあります。(別業者ですが)

大手業者でも信頼できないのが、音響・防音業界です。


この問題事例の特徴は、床の固体伝播音対策の欠陥、壁をただ遮音材と吸音率の低いグラスウールで厚く構成するだけの設計です。


床の防音対策ならDIYでも15dB程度はアップさせることができます。たった5dBしか遮音性能が改善されない工事は欠陥があると思います。

専門業者としての看板は下ろすべきでしょう。

きっと、このような業者は、また同様な防音室を造ると思います。