生活防音と楽器防音室を語る

生活防音と楽器防音室を語る

木造住宅やマンションなどの生活防音、ピアノ・ヴァイオリンなどの楽器防音室(ピアノ・音楽教室を含む)に関連する記事を投稿します。


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私の所へ相談の問合せが増えている内容は、木造防音室の新築とリフォームです。

*DIYによる楽器防音の相談もあります。

 

共通しているのは、他の専門業者の見積金額が予算を大幅に超過し、しかも部屋が相当狭くなるというものです。

*なかには木造なのに、床下をコンクリート増し打ちで、通気を遮断してしまう、とんでもない提案があります。

*木造の特長を無視する業者には、契約者から訴えられているものがあるようです。

 

ですが、一度コンクリートで固めてしまうと、元に戻すのは困難です。木造住宅の通気を遮断する工法は、建物の寿命を大幅に縮めます。

新築でもリフォームでも、専門業者の工法は要注意です。

 

とくに新築物件は、通気を遮断する改造を行うと、新築保証の対象外になり、将来困ることにもなります。

在来工法の既存構造を尊重する施工が木造防音室の基本であると、私は考えています。

 

私の防音相談では、まず先に工法と断熱材、結露対策、通気の話をします。床下補強など軸組工法を活かす提案を行います。

そのあと、具体的な防音仕様・音響調整の話をします。

 

ご予算が殆どない場合は、御自身で施工できるDIY対策もご提示しています。

天井以外は、やる気になればDIYでも、ある程度の防音は出来ます。沢山のお金をかければ良いわけではないので、専門業者に依頼する部分とDIYを仕分けして計画する方法もあります。


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昨年から今年1月にかけて、他の専門業者に木造防音室の相談をしていた人にセカンドオピニオンとして対策の相談を受けました。

 

防音室の専門業者に防音壁が20センチ以上の厚さになり、天井が20センチ程度下がるという提案を受けたそうです。しかも金額が予想以上に高く、ご予算を超過してしまい、新築を目前にして途方に暮れているという内容でした。しかも、遮音性能がD-50程度しかないというものであり、これには流石に私も驚きました。

 

そこで、私のほうで音響・防音仕様を提示して、施工説明図と専門的な防音材のみ現場に納品する想定で、計画を再検討することになりました。

私のほうの設計ではD-50程度なら、在来工法の木造住宅では、防音構造は厚さ40ミリ~60ミリ程度でクリアできています。今回の件も比較的薄い対策で問題は解決できる見込みです。

 

結論から言いますと、在来工法の木造住宅で普通のグラスウール断熱材仕様ならば、防音構造の厚さは10センチ以下で十分です。

専門的な防音材を使用するなら、厚さ5センチ程度で十分と思われます。

 

なぜ、他の専門業者は木造防音室に、このような無駄に厚い対策を行うのでしょうか。プロとは思えないような仕様です。

私が担当した地方の木造建物では専門的な防音材も吸音材も使用しないで、木材と土壁・漆喰、木屑だけで壁面の遮音性能をD-45~D-50にすることができました。しかも、普通の木造住宅よりも約10センチ程度、天井と壁を厚くしただけです。


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最近増えている事例ですが、エコキュートやエネファームなどの近所の室外機からの騒音(低周波音を含む)が、自宅の窓や壁を透過して室内に侵入し、睡眠を妨げたり、頭痛の要因となっているという相談です。

 

先日の問合せでは、隣家の室外機が2台あり、そのうち1台を数メートル移設してもらったが、余り効果がないというものでした。

 

そういうことは珍しくなく、2・3軒先の室外機騒音に悩まされる事例もあり、今回も同様なレベルという気がします。

 

まず、相談者に地元市役所から騒音測定器を借りて、部屋ごとに、戸外との騒音値と比較するなど、詳しい状況を整理するようにアドバイスしました。

そうすれば、防音対策の優先箇所が出てくれば、段階的に防音施工を行い効果を確かめながら計画することができます。

 

いきなり、すべての居室を防音するのは費用的にも工期的にも無理がありますので、場合によっては寝室を変更して防音工事を行うなど、考え方を仕分ける必要が出てくるかもしれません。リビング・ダイニングは変更できませんから、これは優先度が高いエリアになります。

 

留意しなければならないのは、自宅の外壁内部にどういう断熱材が使用されているのか、ボードの厚さはいくつかなど基本性能を想定しなければなりません。

 

新築住宅で安心して眠れないのは、相当なストレスになると思います。

相談日が決まれば、出来る限りのご提案をさせていただくつもりです。


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室内に侵入する騒音を防音する際に忘れがちなのが「音の反響、残響を抑えること」です。


これはマンションの一室に防音室を造る際にも有効な工夫です。それは防音工事の際に表層の仕上げを調整する場合や、後付けでDIYによる吸音パネルを壁に立てかけて調整する方法があります。


戸建住宅に入ってくる車騒音の防音対策の場合は、防音工事の際に吸音性のある木製ボードなどを施工すると効果的です。


通常の戸建住宅は石膏ボード、ガラス窓、合板フローリングなどに囲まれ、新築の時から反響が強い、残響時間が長い環境にあります。


騒音が気になり始めると、室内の換気扇や冷蔵庫などコンプレッサーの稼働音まで気になる人がいます。

こうなると防音工事だけではなく、室内の反響を抑制する仕上げを行ったり、室内に吸音性のある敷物、家具を配置するなど工夫が必要になります。


このようなことも、最近の住宅の建築素材、仕上げなどに起因しています。

気密性や耐火性が高まった一方で、音環境が悪化するなど見えない部分での快適性が低下しています。


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ネットで検索すると多様な防音材の通販サイトなどが出てきます。しかも多くの商品が溢れていて選択に困ると、私の相談者にも言われます。

 

そこで私は自分自身が約21年間使用してみて費用対効果の高い、品質の高いお気に入りの製品だけをウェブサイトに掲載しています。(基本的に通販サイトで取り扱っている製品はほとんどありません)

耐久性や安全性、音響・防音効果の高い製品をセレクトしているので、わずか5種類しかありません。

 

でも、マンションや木造住宅の防音室、生活防音に実績のある製品ですから、5種類で十分です。このうちアスファルトマットを除く4種類はDIYユーザーにも比較的手軽に活用できるものです。

防音材

*この記事をご覧になったかたには特別に表示価格より2~3%値引きますので、問合せの際にご相談ください。(製品ごとに注文枚数の条件がありますのでご注意ください)

 

最近は後発の類似品が多くなり、私の取り扱い単価の2~3倍の価格で販売している通販業者が居ます。それはいくらなんでも、やりすぎだと思います。

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