Quadrama/Gil Melle | 音の本箱から

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一応ジャズがメインになりますが、ジャンルに拘らない音楽レビュー!

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『建築学ジャズ』『幾何学ジャズ』、何となくお堅い感じで呼ばれているギル・メレ…
私が初めて聴いたのはPatterns in Jazzです。
熱いハードバップが売りのBlue Note 1500番台にもかかわらず、クールでタイトな演奏が印象的でしたね。

50年代には上記のBlue NoteのほかPrestigeにも数枚作品を残していますが、何故か本盤だけは長い間再発されない状態が続いていました。
リード・マイルスがデザインしたジャケットも素敵なので、できればLPで再発されないかと…

もちろんオリジナル盤はたまに見かけていたのですが、あまりに高額で恥ずかしながら手が出せませんでしたね~(笑)

'57年のレコーディング、同年Prestigeからリリースされたアルバム。
メンバーは以下の通りです。

ギル・メレ(bs)
ジョー・シンデレラ(g)
ジョージ・デュヴィヴィエ(b)
シャドウ・ウィルソン(ds)


そんな本盤が数年前ついに再発!… 
LPではなくCDだったのですが、思わず購入してしまいました。

肝心の内容ですが、ある意味期待通りの硬派で緻密に構成されたクールなサウンド…
以下に音源をリンクします。


エリントン・ナンバーはこんな感じ…



SHM-CDの効果なのか、DSDリマスタリングが功を奏したのか、音質も素晴らしく大変満足しています。