(前回のブログの続きです)

 

受験というプレッシャーに耐えられず

 

だんだんと

 

食べれるご飯の量が減っていきました。

 

通っていた塾も、

 

早退した日以降

 

先生の圧に耐えられずに

 

行くことができず、

 

辞めました。

 

塾を辞めたからといって

 

「受験」に対するプレッシャーが

 

完全に消えるわけでもなく

 

食欲は日々失せるばかり。

 

みかねた母が

 

「あんまり背負わなくていいよ。

 

行きたいところ(高校)に行けばいい。

 

無理していい高校に行こうとしなくていい。

 

無理することは全く望んでいないよ。」

 

と何回も言ってくれました。

 

素直にその言葉に従ってれば良いものを

 

当時の私は、

 

「私から勉強をとったら何が残るのか。

 

私に価値なんて無くなってしまうのではないか。」

 

そう思って

 

また食べる量が減っていきます。

 

BMIも落ちてきていたので

 

とうとう病院に行くことになりました。

 

病院で診断されたのは

 

摂食障害

 

子供病院のカウンセリングも毎週のように通いました。

(今考えると精神科に比べてあまり効果はありませんでした…汗)

 

でも一度摂食障害の中に飛び込んだ私は

 

その後も思うように食事ができなくなりました。

 

だんだんと体育の授業も受けられない程に痩せ細り

 

このまま行くと入院するようになるかもしれない

 

とまで言われました。

(これは中3の秋から冬にかけてです。)

 

「入院」という言葉を聞いて

 

ことの重大さに気付かされました。

 

それからはだんだんと食べる量を増やしていき

 

栄養剤にも頼りながら

 

少しずつではあるけれど

 

回復していきました。

 

完全に回復したのは高校1年生の終わりごろだったと思います。

 

今冷静に考えてみれば、

 

人間が生きる上で重要な食事をおろそかにしてまで

 

勉強に執着することはないと

 

わかりますが、

 

当時の私の頭の中は

 

「勉強が全て」

 

でした。

 

今はもうすっかりもりもりご飯を食べれるようになったので

 

今回ブログで赤裸々に書こうと思いました。

 

今も摂食障害に悩んでいる方、

 

自分が思うように食事ができないことに

 

あまり思い悩まないでください。

 

私が摂食障害の時言われたくなかった言葉は

 

「痩せてるね」とか「ご飯ちゃんとたべてる?」とか「ご飯は大事だよ、ちゃんと食べなきゃ」とか

 

です。

 

そんなことは私が一番わかってる。

 

みんなが当たり前にできてる食事ができないことに不甲斐なさを感じでいるのも自分。

 

治さなきゃって焦って結局何もできていないのも自分。

 

でも人生食事が全てじゃない。

 

生きることに新しい価値を見出しても誰も何も言わないから。

 

どうか自分の殻から抜け出してみて欲しい。

 

病気で悩んでいる全ての方の未来が明るいものでありますように。