最近は「勤倹」ということ言葉は全く使われておりませんが、この当時の標語印には何度か使われております。「仕事に励み節約しながら貯蓄せよ」ということですが、貯めたお金は戦争で結局無価値になってしまいました。

 この標語は昭和3年4月から7年5月頃まで全国30の郵便局で使用されました。簡単に入手できるので”駄物”扱いされており、気の毒な標語印です。

 

堺局 昭和4年1月1日

標語部の拡大図

 

封書例 福岡若松局 昭和5年7月15日

 

貯金局の絵葉書