貯金の奨励標語として大正15年10月から昭和3年ごろまで全国7の郵便局(四谷、熱田、京都五条、高津、葺合、笹島、名古屋赤塚)で使用されました。図案には本と農具が描かれております。

 

熱田局 昭和2年1月12日

 

標語部の拡大図

 

葺合局 大正16年1月1日

    大正天皇は大正15年12月25日に亡くなられ、昭和と改元されたので大正16年1月1日という日は存在しませんが、かなりの郵便局では既に年賀状として押印して準備がなされていたのだと思います。なお「いずみ切手研究会」この件を調査中であります。

 

同葉書裏面 

   大正16年1月1日は昭和2年1月1日となり、多くは諒闇中で年賀は欠礼しますとなっております。しかしこの葉書は天皇崩御前に差し出されており年賀状となっております。

 

 貯金局の宣伝はがき