スイッチが入ってしまったので、続けて書いていきましょう。
前回は、大衆の予想は絶対的に負ける予想であるという話をしました。
そして、大衆の予想には一つの大きな柱があり、二つの傾向があると言いました。
今回は、オッズと絡めて説明していきましょう。
皆さんオッズとは何だと思いますか?
そうです。オッズとは、配当金を決める数字であります。
では、このオッズとはどうやって決まっているのでしょうか?
それは、全体の賭け金を的中した人に、均等に山分けされるようにオッズは設定されます。
こんな事は、流石にわかりきった話ですよね。
では何故こんな当たり前の事を改めて言うのかというと、
このオッズこそが、競馬において絶対的な指標であり、この指標を活用しない手はないからです。
競馬には様々なデータが存在します。
例えば、このコースは外枠が駄目であるとか。6歳以上は全くいらないとか。
果たしてそれは絶対的な指標となりえるでしょうか?
答えはもちろんNOです。競馬のデータほど水物と呼べるものはない。
もちろんこのようなデータが悪いとは言いません。データは使いようです。
しかし、そのデータもオッズという指標には絶対的に逆らえないのです。
オッズというのは、そのレースがどのような予想をされているのかが一目でわかる優れ物なのです。どんな指標においても、このオッズという指標の前では、その絶対性に左右されることになります。
つまり、絶対的に負ける大衆の予想を読むうえで、このオッズという絶対的な数字は切っても切り離せない関係であるということ。絶対的なものには、絶対的なものでないと並列に扱う事はできません。
では、大衆の予想を読むうえで、どのようにオッズを活用すればいいのか?
ここで、オッズによって決まる「人気」が出てきます。
この「人気」はあくまで、「オッズ」の順番である事、つまり「オッズ」によって「人気」は決まるのであって、「人気」によって「オッズ」は決まらないという事を理解しておいてください。
そんな当たり前の事を言うなと言うかもしれません。
しかし、「人気によってオッズは決まらない」が「人気によって、オッズが左右される事はある。」というのが現実に起こっている事象です。
人気がオッズより高い位置づけに置かれているといえます。
これは、人気の方がオッズよりわかりやすい指標であり、一般の競馬ファンでもこの人気を理解していない人はほぼ皆無だからです。
しかし、オッズを簡略化する為に人気をオッズの代替として活用するのはOKです。
人気とオッズの関係性は、統計的な事まで理解しなくてはいけないですから、流石にそこまでのハイレベルな事を完璧に理解する必要はありません。
ではここから、人気でみる大衆予想と簡略化します。
大衆予想とは、的中率重視によっていると書きました。
では、的中率重視な予想は人気とどう関係しているのでしょうか?
的中率重視とは。
・安定している。近走着順が良い。
・マイナス要素が少ない
・力が割れている。
・人気がある。
大体この要素を含んだ馬を買います。
ここでは、力が割れているというのをピックアップします。
例えば7番人気の馬が激走して、次走1番人気になったとします。
こういうケースは全く大げさではなく、競馬をやっている方なら、多々ある事であると思っていただけるでしょう。
この1番人気になったという事象が、いわゆる大衆予想によって、導かれた結果であります。
7番人気の馬が激走した⇒お、あの馬強いじゃないかと大衆に認知される。⇒大衆がその馬の評価を上げ、中には本命にする人も出てくる。⇒大衆の予想によって、その馬の人気が底上げされる。
本来ならば、2番人気や3番人気でもいいような馬が、大衆予想によって、1番人気になったということです。
これは何を意味するか?
具体的な数字で簡単に言うなら、大衆が参加しない競馬で4倍だった馬が、大衆が参加する事によって、3倍に下がってしまったという事です。
つまり、大衆が参加していなかった場合、その人が4万円得られるはずだったのが、大衆の参入により3万円のリターンしかなかったという事。
この事象は、期待値の本質が隠されています。
本来ならば受けれるはずだった回収額が、大衆が参加する事によって、その回収額より低い額しか受ける事ができなかった。これが期待値が低くなったということです。
つまり、前走人気薄で今回人気だった場合、それは大衆予想によって本来の人気より更に人気になっている。
回収率100%を超えるような予想をしていたにも関わらず、大衆の参加により、本来受けられる回収額を得られず回収率100%を割るような予想に転落してしまう。
今回フェブラリーSでは、該当馬がいませんでした。
グレープブランデーが、若干それに近い馬でしたが、やはりG1という例外的なレース。更に大衆予想の典型的な馬がいた関係で、グレープブランデーはそこまで期待値低くなりませんでした。
今回一番本命にして馬券購入してはいけない馬は間違いなくカレンブラックヒル。
ただ、これはG1特有で期待値が低くなった馬なので、例外として説明はあえてしません。
大衆予想という感覚が身につけば、自ずと理由はわかってくると思います。
もし、カレンブラックヒルを本命にした方がこのBlogを読んでいたらこう言いたい。
大衆予想に、あなたの予想が呑まれた時点で、あなたの長期的な負けは決まっているのです!!
負けたくなければ、カレンブラックヒルを本命にした時点でそのレースは絶対に買うな!カレンブラックヒルが歴史的な馬になる瞬間を期待するだけにしろ!
話を戻します。
前走人気薄で激走⇒今回人気
このパターンは、絶対に買ってはいけない馬である!!
特に単勝と複勝は危険です。
単式馬券は、連式馬券より遥かに大衆予想に影響されやすいのと、馬券効率が全くアドバンテージにならない馬券であるからです。
馬券効率のアドバンテージという新しい言葉を初めて出しました。
この言葉の説明も、記事にしたら物凄い量になりますので、ここでは詳細は書きません。
端的にいえば、馬券効率のアドバンテージとは。
「他人よりいかに無駄な馬券を買わないか」
ここでいう無駄な馬券とは、三連単6頭BOXなど。
いわゆる絶対に当たらない馬券を何枚も買っていること。
何故1点しか当たらないのに、何点も買うのでしょうか?
それは、的中させたいからです。
あれ?どこか繋がりませんか?
無駄な馬券を買う⇒的中させたい⇒大衆予想の典型
そうです。無駄な馬券を買うということは、大衆予想のような的中させたい予想と全く同じ行為をしているのです。
もしあなたが、大衆が好みそうな期待値の低い馬を本命とした3連単100点買いとかしているようであれば、、
今すぐにやめてください!!あなたは一生競馬で勝つことはないです。
フェブラリーでいえば、カレンブラックヒルを本命にした3連単を何点も買った人です。
あなたは、面白半分でG1を予想して馬券を購入した素人さんと全く同じ事をしてますよ??
ここまでいえばその恐ろしさがわかってもらえたでしょうか?
で単式馬券は、馬券効率アドバンテージが受けられないとは、どういうことか?
連式馬券の場合を言います。
馬券は100円です。控除率は、連式の場合25%です。
では、一枚の馬券の実質的な価値はいくらでしょうか?
75円です。
もちろんここに、期待値の概念が競馬には絡んでくるので、一枚一枚が75円というのはありえません。
しかし、どんなレースであっても全ての馬券を平均したら100円の馬券は75円になって返ってきます。
ピンとこない話です。それはもちろん、的中馬券は一つですので、的中馬券は一つ75円どころか、0円ですから。
しかし、ここで大数の法則が出てきます。
大数の法則とは?
例えば、50%の重複率の中段チェリーを10回引いたとします。
確率でいえば、5回当たって、5回外れるはずです。
ですが違いますよね?
中には、10回当たる引き強の人も出てくるだろうし、10回連続で外れる引き弱な人も出てくるでしょう。
しかし、10000回引いたらどうでしょうか?
おそらく4900~5100の間にほとんどの人が収まるはずでしょう。
これが、大数の法則です。
試行回数が多いほど、確率通りに収束します。
馬券も同じことが当てはまります。
例え、的中が続いたり、不的中が続いたとしても、試行回数を増やせば、結局100円が75円にしかならないのです。
つまり、馬券の点数を増やす事によって、自らが75円の期待値に収束するように賭けているということです。
たくさんのレースに賭ける事も、大数の法則に当てはまります。
つまり競馬で勝つ為には、大数の法則から逃れる事が必須なのである。
大数の法則から逃れる方法とはなんでしょうか?
答えは大数の法則に当てはまる逆を言えばいいだけです。
レースを厳選すること。
一つに賭ける点数を減らすこと。
これをするだけで、馬券成績は上がるかわかりませんが、一般的な人と比べて遥かに勝てる可能性が高くなります。
一般的な人が100人に1人勝てるグループに対して、10人に1人勝てるというグループに入ったというイメージです。
分散を大きくする事が、競馬で勝てる可能性をあげる一番の簡単な方法です。
で、前説明にかなりの量を書いた為、本旨がどっか言ってしまいましたが、
単式馬券は、元々の確率が高い為に、早めに大数の法則を受けやすい。そのうえほとんどの人が1点買いなので大衆と馬券効率という意味で全くアドバンテージがうけられない。
つまり、人気からみる期待値低下がもろに影響を受けやすい馬券であるということです。
連式馬券であれば、期待値の低い馬を買ったとしても、元々の確率が低い為に大数の法則を受けにくい為、馬券効率アドバンテージによる恩恵を受けられる事ができます。
さて、統計の初歩を利用した競馬はかなり書けたつもりです。
ただこれだけ書いても、まだまだ書き足りない競馬の予想以外のロジック。
次回は、今回のブログを読み返して、不足内容を書きつつ、コメントの反応をみて次回書く内容を決めたいと思います。
では。
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