僕は電車を待っていた。
18:35
大阪行きの電車が明石のホームに着き、プシューっとドアが開く。
車内に足を踏み入れると、人はまず空席を探す。
僕も同じだ。
電車を待つ行列の1番前に立っていた僕はなんなく椅子に座ることができた。
座ると同時に携帯電話をいじる。
ふと顔をあげると、目の前にサラリーマンだろう、スーツを着た男性がたっている。
その男性は、電車の揺れに耐えながら顔をしかめて何らかの資料をみている。
僕は気づく。
今日は朝から家でダラダラと過ごしていた自分が携帯電話を片手に座って、朝から働いていたであろうサラリーマンが資料を片手に立っている。
本当に座りたいのはどっちだ。
僕は立つことを決めた。
けど、電車が走っている最中に突然立ち上がる。
はたから見ればよくわからない行動だ。
そんな人の目を気にする僕。
そんなのどうだっていいのに。
ここで立っても、あの人もきっと座りづらいだろうと、やらない理由をつけて次の駅まで待つ。
神戸駅~神戸駅~。
プシュー。
ドアが開くと同時に立ち上がり、席を空けた。
ほんの小さなほんの少しのことだけど、ここからはじめよう。
でも、僕が空けた座席に座ったのはキャピキャピした若者でした( ̄▽ ̄)
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