６１３人のアドレス流出　北海道開発局、昨年に続き

　国土交通省北海道開発局（札幌市）は、電子メールでニュースを登録者６１３人に配信した際、誤って全員のアドレスが見える状態で一斉送信したと４日、発表した。開発局は「氏名や住所は含まれず、悪用されたとの情報はない」としている,rmtssp。

　開発局では昨年１１月にも同種のミスで８５人分のアドレスを流出させたばかり。開発局は「職員への指導や誤送信を防ぐ取り組みの徹底が足りなかった」と釈明している。

　開発局によると、都市住宅課の職員が３日午後１時半ごろ、報道発表資料やイベント情報を提供するニュースを送る際、送信先の設定を誤った。数分後、職員が誤送信に自分で気付き、全員に謝罪するとともに削除を依頼するメールを送った。開発局ではメール送信前には複数の職員が内容などを確認するよう指導していたが、今回は行われていなかったという。