清々しい秋の空。
風に揺れる木葉も、秋独特の持ち味。

この空気感に、なんだか『守られている』記憶がよみがえってきます。

幼少の記憶。
40年ほど昔、近くにあったケンタッキーフライドチキンに、父に連れられていった記憶。
あのとき、今と同じように、秋空と少し強めの風に、いちょうの葉が揺れるのを車の後部座席から眺めていたんだなぁ。

とてもうれしくて、印象的だったのだろう。守られて、安心して、楽しんでいた。



空気感は知らず知らず記憶に残り、毎日を支えているのだと思います。

私自身も、たとえ空気のような景色の一部であったとしても、誰かの支えになるような、記憶にのこる役割を果たしたい。

秋の空気が、私を支えてくれます!
訪問リハビリで担当した利用者の言葉です。

事業を立ち上げ、ニューヨークにもお店を展開され、いまは隠居生活の女性です。

今でも働くことに生き甲斐を感じ、デイサービスでも、一生懸命に作業の手伝いをしています。

人のために働くことの大切さを教えてくれます。

今日のリハビリ最後に言った一言、

『尽くすことは、幸せなことですよ』

私しびれました!


若い者が言ったとしても、なんら感動しなかったでしょう。

しかし、長年の歴史と成功と人柄を理解したうえで、ゆったりと諭すように、私に語ってくれた一言は格別でした。

尽くしても、裏切られることだってあります。それを前提に貸しを作っておこうとしたり、仲間からの協力を得たり、割りきった考えで、尽くすことはありました。

しかし、ただ尽くすこと自体が、『幸せなこと』だなんて、想像つかないことです。

人のためになるかどうか?そんな価値観を越えて、自らの尽くす行動そのものが幸せだと思えるくらい、器のでかい人間になろうと思います。


今日は施設の勉強会。
リスクマネジメント委員会による、緊急時対応のグループワークでした。



夜間の頭部外傷、出血している場合の対応は?
日中転倒し、骨折の疑いがある場合は?

改めてグループワークでスタッフ全員が共通認識をもつこと、
そのうえで緊急対応マニュアルを確認すること、
救急車や家族対応など、次の展開を意識した行動など、
参加者全員で確認できました。

こういう機会は大切ですね。

父の膀胱癌、筋層まで届くT2レベルのため、膀胱全摘出をすすめられ、とまどいを、かくせない2.3日です。

今日は業務後、実家でゆっくり話あいました。と言っても、80才までは生きて欲しいこと、後悔なく暮らして欲しいこと、こうして与えられた試練だからこそ、これまでの感謝の思いを伝えたかったことなどを話しました。

命の期限を意識すると、これまで感じたことのない、感情がうまれてきます。


それにしても私の行動を支えてくれる妻と子供たちに感謝!