リハビリの場面で、ご利用者がたくさんの知恵や知識を教えてくれることがあります。
今回、お店の経営をしていた訪問リハビリの利用者から、素晴らしいことを教えていただきました。
「繁盛させるための秘訣を一つだけあげるとしたら、どういうことが考えられますか?」と尋ねました。すると、
「お客さんに気にいられることやね。気に入られたら本当にしんどい時に、他のお客をつれてきてくれて、協力してくれますやろ。これがうちのやり方や!といって押し付けてもしょうがない」
「もう今はそういうことが通用しないかもしれんけどね・・・」
なるほどです。
このご利用者は認知症がかなり進行していますが、こういう話では奥深いことを語ってくれるのです。経営者としての役割をしっかり果たし、目の前の若者(中年)に教えているわけです。
認知症高齢者であっても役割をもっていれば、元気に健康的に暮らすことができます。
私が教えてもらった内容は、現代風にいえば、
「しっかりマーケティングしないと、お客が離れていきまっせ」ということでしょうね。
私たちセラピストも、すべてのセラピーから「何を学べるのか」と視点をもつことが大切ですね。

