今日の利用者様との話。

この方、すごいときには一晩に50回以上ナースコールを押してきます。

身体が動かないことでの不安が強いようです。


しばらく話しをした後で、私の父親の話をしました。

「私の父は昨年クモ膜下出血をしましてね、寝たきり状態が続いて、かなり腰が痛かったらしいんですよ。
で、しんどくって、不安になって、しょっちゅう看護婦さんを呼んでいたみたいです。
でね、私は父にいったんですよ。
もう大丈夫って先生に言われているし、痛くても大丈夫。

この痛みで死ぬことは絶対にないよ。って

そしたら安心したみたいで、よく眠れるようになったんですよ。
そしてすぐに元気になったんですよ。

痛いってことは、Mさんの身体がまだ元気に生きよう、回復しようとしている証拠じゃないですか!」

そうすると、その利用者さんの顔にうっすらと笑みが浮かびました。

”そうかもしれないね”と一言

「今日も痛くて不安になるかもしれませんが、絶対にその痛みで死ぬことはありませんから大丈夫ですよ!もうこの話を聞いたんで、今日は確実に眠れますから、安心してくださいね」

やさしい表情でリハビリ終了となりました。


父親の経験が、臨床に生きた一コマでした。




おとうさん、ありがとう!!