古き良き日本の原風景が、まだ残っている洛北岩倉。
家からわずか数十メートルの岩倉川に菜の花が満開です。
家からわずか数十メートルの岩倉川に菜の花が満開です。

今日は休みでしたので、久しぶりに周辺を散歩。
岩倉具視の家へいったのですが、保存会が解散し、京都市が管理することになり、しばらく閉館になっていました。

京都で「岩倉」といえば、一昔前まで悪い言い方ですが“きちがいの村”といわれていました。
日本の精神科治療発祥の地とも言われている由縁でしょう。
歴史を紐解くと、心の病を癒すとされた大雲寺に多くの公家さんたちが訪れたようです。
この地域は農家だけでは収入が低かったため、この地域は里子を多く受け入れていました。その大半が家柄の高い方だったそうです。このうちの一人が岩倉具視でした。
そして「保養所」と呼ばれる心の病を持った方の療養所が生まれ、農作業をしながら生活するコミュニティが発展していきました。
この保養所から「岩倉癲狂院」がつくられていきました。
昔から地域にすむ方によると、
「知らん間に家に上がってメシをくってる人もおった」
「困ったこともあったけど、病院と話し合う機会をつくるようになった」
「村でこういった人を支えていたんでしょうな」
など、賛否両論ありながらも、開放医療へむけてとりくんでいたことが伺えます。
そう思うと、人を支える文化を持った日本人ってすごいです。