EFTを学びはじめてから、心理的な課題や疲労を抱えた利用者に直面することが多くなったように思います。引き寄せているのかもしれませんし、私自身が捕らえることができなかったことに、感度よく対応することができるようになったのかもしれません・・・。

昨日の利用者さまのこと。

傾眠傾向のY氏。ROM練習を終えたあと、
はじめは
「ねむくて、目がしんどくて、身体が重いんです。気持ちがうっとしいんです」
という訴えに対してEFTを実施してみました。

しかし、タッピングの途中で
「いっしょに住んでいる娘がフランスにいって、富山から長女がうちにきたんです。
一生懸命やってくれるんですが、勝手がわからないのか、いろいろきついことをいわれるんんです。やろうとおもってもできへんのに、しかられるから、もう腹が立って、つらくて、いらいらして・・・」

きつい口調で対応されることについて、負けたくない思いや、怒りといった感情が強いことがわかり、それを焦点にしてタッピングを実施。

また途中で、
「お父さんが(夫)、怒るんですわ。お前が悪いって。もうそれがつらくて」と涙を浮かべて、
「あんなにきつく怒鳴られて、たたかれたんです・・・」



EFTのタッピングをしていると、底にあった感情が表面に浮き出てくるのかもしれません。



私はEFTを学ばなかったら、通常の機能練習を行っていました。
この方の抱える深い問題に気づかなかった。
ひょっとしたら、もっと違う問題があるかもしれません。


終了後、「ちょっとすーっとしました」とYさん。
杖歩行で、片手介助は必要ですが、リハビリ室への誘導時よりも表情は明るく、
歩容こそ変わりませんが、幾分元気になったように思えました。

リハビリ士として、このアプローチが正しかったかわかりませんが、
満足いただいた利用者さんがいる事実は、しっかりと受け止めたいと思います。