落ちても落ちても戻ってくるビットコイン、今こんな感じになっています。

 

 

上下のラインの間を行ったり来たりの繰り返し。

下の65万台が硬くて、直近では8月15日頃に再度挑戦したんですが、今回も破れずに、70万近辺をうだうだしてたんですが、先ほど上に行きました。とは言え、上のラインは右肩下がりの斜め線なので段々リバウンドは小さくなってきています。

 

外的環境としては、またテザーという謎通貨が発行されてビットコインの購入に充てられているという話などが挙げられています。

また、8月15日に下値トライしたあたりで空売り(ショート)が増えて、ビットコイン史上でも空前の空売りが溜まってしまっているようです。

空売りが溜まるというのは、売りたい人が多いということではあるのですが、今回の場合はそれだけ空売りが入ったのに65万を破れなかったというのが大きな意味を持ちます。また、ちょっと上に上がってその人たちのロスカットラインに到達すればみんな投げ出すので一気に上に爆発することになります。

 

65万という数字の間接な根拠の1つに、ビットコインを生み出すマイニングという作業があります。馬鹿馬鹿しい話ではあるのですが、仮想通貨というのは電子的に疑似掘削作業のようなことを行ってビットコインを見つけ出した人がもらえるというシステムがあります。ほんっと電気の無駄遣いなんだけどね。で、その掘削作業で1ビットコインを生み出すのにかかるお金が大体65万円とかその辺らしいです。

 

掘削作業は早い者勝ち(ちょっと違うけど)で、ビットコインが人気になってきて掘削業者が増えてきたことで、そこまで上がってきてしまっています。掘削する人が減れば65万から下がるわけですけど、ゴールドラッシュのごとく、もうおいしくないのにいまだに続々と掘削者が増えているようです。

 

ということで、掘削者が減るまでは下値は堅いのかなあなどと思い始めています。最終的にゴミになるという考えは変わっていません。ですが少なくとも、いまだにショートが積み上がり過ぎているので、65万を割れなければちょっとした吹き上げで大きく上に行ってしまう「可能性」を考えると、しばらくはショート一択の相場ではないなという感じです。ということで、枚数は減らしています。

 

これ以上書くと長くなっちゃうので簡単にまとめるけど、上に行く確率×上に行く金額と下に行く確率×下に行く金額というそれぞれ掛け算(というか積分値)同士を比較して上に行くか下に行くか張るという思考なので、「上に大きく吹く確率」が存在するとショートの正当性が下がるわけです。