ということで、このゴールデンウィークは子供の小学校受験の研究にかなり費やしました。まあ子供自体はおばあちゃんの家にお泊りに行ったりしてエンジョイしてたんですけどね。

 

今ってだいたい「よい大学→よい就職」という流れが起点になっています。よい大学に入るとよい会社に就職できるので、よい大学に入りたいね、そのためにはよい中学・高校に入りたいね、だから中学受験か高校受験を頑張ろうね、みたいな感じ。最近は中高一貫校が高校で生徒を取らなくなってきたりして、高校受験→大学受験という流れは昔より減って、中学受験→大学受験が多数派になってきているようですが、やはり最も強く意識されるのは大学ということで間違いないと思います。

 

この流れは日本全体で割と当てはまっていて、しかもしばらく変わらないでしょう。個人的にはどこの大学を出たとか本来何の意味ないと思ってますが、世間はそう思っていないようです。

 

で、どうもここ最近、やっぱり一部の私立小学校が中学受験でそこそこいい結果を出してきてるんですね。これまでは中学受験に重要なのは塾の力であって、小学校は何でも良い、というのが一般認識だったと思うんですが、うちの子が中学受験する6年後はどうなってるでしょうね。

 

というわけで、そんな視点でいろんな学校の説明会に行って来たり、ご担当の方に突撃したりしました。その結果として、だいぶ進度の進んだ子を私立小学校に入れると大体3パターンの結果になりそうだなと思いました。

 

(1)公立同様、知ってることばかりで暇になる

(2)公立とは違って進度が早かったり、習熟度別にクラスわけが行われるが、それでもやっぱり知ってることばかりで暇になる

(3)今の範囲を終わっちゃってる子には常に先の課題を与え、暇にならない

 

3番の小学校に入れたいなああああああああ

 

もちろん上記の問題とは別に、何かができるといっても意味まで完全に理解しているわけではないから、もう一度学ぶことに意味はある、という論点もあります。それも重要です。というかこちらもその前提(今多少教え逃しがあっても学校で学ぶ時にカバーできる)で、細かな穴は潰さずにどんどんやりたいことをやらせています。でもとは言え授業時間の3割なり5割なり暇になることには変わりはないでしょう。その暇になるはずだった時間に、暇にさせないで色々やらせてくれる学校が、中にはあるらしい、ということです。

 

で、これ真剣に考えれば考えるほど忘れそうになるんですけど、いま僕がやってる作業はあくまで「良さそうな学校をいくつか見つけてくること」であって、最後は子供も巻き込もうと思っています。実際に学校も見てもらって、本人が行きたい学校を選ばせたいと思っています。つい、この中でどれが一番いいかなーって結論までたどり着きたくなっちゃうんですよね。