コロナがあまり騒がれなくなり、
久々に遠くに行こうと思い、茨城の水戸へ行った。
前回と前々回は旅行初日だったが、
今回は2日目の記録である。
昭和感あふれるホテルに泊まり、朝が来た。
朝食にも納豆があったので、
2日連続で納豆を食べた
実家で親族が言ってたことだが
自分の地元では納豆を食べる文化が無いらしく、
確かに初めて納豆を食べたのは小学校の給食かもしれない。
ホテルにはなんと貸し自転車があることが判明し、
午前中は自転車を借りて、
まず最初に吉田神社に行った。
人を愛すといいらしい。
次に、重要文化財のお堂がある薬王院へ行った。
のものばかりだった。
なので数十分かければ地元で見れる作品を
なぜか8時間かけた茨城で見ることとなった。
ものすごく遠回りの美術鑑賞だった。
生前の猪熊弦一郎の映像コーナーがあり、
顔がたくさん並んだ絵の前で、猪熊弦一郎が
自分が気に入ってた顔をことごとく
描き直していた。
芸術は難しい。
次に水戸八幡宮へ行った。
ここは遠かったので当初行く予定では
無かったが、自転車をゲットしたことや、
薬王院が工事中だったので他の場所に行きたくなったので訪問することにした。
しかし、途中で地図上であると思ってた道が無かったり、見たこともないレベルの坂に遭遇したりと
何度か遠回りをし、けっこう到着までが大変だった。
内部は雨戸が閉まっていたので薄暗く、
人もほとんどおらず、しーんと、
ただ雨音だけが聞こえる空間だったが、
古い木材の湿った香りが漂う中、
「尊攘」と大きく書かれた掛け軸が
行灯の明かりに照らされてうっすらと浮かび上がっていた。
中には徳川慶喜が謹慎した部屋もあった。
弘道館の裏には神社があった。
続いて水戸城に行った。
門が復元されていた。
江戸時代よりも前の建物の可能性もあるらしい。
水戸城内に大シイの木があり、神社とかで時々感じる謎の臭いと同じ臭いがしたため、今まで何だろうと思っていた謎の臭いはシイの木の臭いだと判明した。
水戸駅に戻り、お土産を買い、夜7時頃に水戸駅を出た。その後東京から高速バスで家に戻った。
こうして茨城旅行は終了した。