現在オリンピックはメダルラッシュ。
オリンピック開催の賛否は
置いておいて。
金メダルで感動の涙
敗退で悔し涙
しかし勝ち負けって
本当に何が基準なのか
わかりませんよね。
例えば五輪を連覇している
選手からすれば
銀メダルは本当に悔しいし
かと言って、私みたいに
世界で戦ってこなかった
国内で銀メダルしか取れなかった
選手からしたら
五輪代表になっただけで
人生薔薇色だし（笑）
国内で銀メダルしかとれなかったと
レスリングも何も知らない
人からすればすごい実績だし。
まぁ、何を基準に勝ち負けなのか
本当わからないんだけど
やっぱり自分が欲しかったものに
手が届かなかったとき
人間は敗北感、絶望感
を感じるのだと思います。
近々だとラスト一秒で
レフリーストップ負けをした
ウォーリアーズグラップリング選手権
やはりあの敗退については
ふと思い出し涙が出ることは
あります。
さて、そんな中
いつもなにかに敗北し
絶望していると思い出す
人がいます。
私は当時男子とシングル11 連勝
と言うとんでもない記録を
持っていました。
今ではいつも私が負けて相手が
勝ったときにしか一面に
載らない週プロにも
私がメインで掲載されたり
したことがあります。
ただ、連勝が続くと計り知れない
様々な重圧
男女の試合に対する批判が
耳に入るようになり
勝利することが逆に
怖くなりました。
そして私が12戦目にして
選手生活10周年にお願いした相手は
この方です。
しかもデスマッチチャンピオン
東スポ大賞受賞経歴がある
その方に私はハードコアマッチで
挑むと言う無謀っぷり…
誰も勝つとは思ってないし
実際は惨敗。
しかし、ア○小プロ
試合後マイクで
なかなかやるな
でもまだまだです。
雫選手
あなたの大きな大義、
夢の前に
今日の敗退なんてへでもない
もっと大きなことをしましょう
まだまだですよ！
と言ってくださいました。
このまだまだです！は
まだまだ上を目指せるから
満足するな、頑張れ!
と言うエールに聞こえました。
このマイクを聞いて
観客の中に感動を覚えなかった
人はいないはず。
雫、12連勝ならずと
思った人が何人いるか。
そしてきっとこの試合会場にいた
お客様は今後人生で
何か挫折を味わったり
敗北感を味わって
苦しくて仕方ないとき
この場面を思い出して
きっともう一度起き上がるだろう。
プロレスってそういう力が
あると思います。
実際勝ち負けにこだわるのは
オリンピック
勝ち負けだけじゃないのが
プロレス
と言われますが
オリンピックだろうが
プロレスだろうが
ハートのある人のやることは
全て勝ち負けを超えた
人生躓いたとき人に
勇気を与えるんじゃないかな。
私も何か心が折れそうに
なったときこの言葉
あなたの大きな大義、夢の前に、
今日の敗退なんてへでもない
もっと大きなことをしましょう！
思い出せたらと思います。
というよりマイクは
完全に人柄が出ますよね…
プロレスもそう。
そんな名場面が収録されている
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尚この試合は
2017年10月15日雫有希10周年
のDVDに収録されております。
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