JUST TAP OUT旗揚げ戦後楽園大会にご来場いただきまして誠にありがとうございました。
タカタイチマニアから2ヶ月間私はずっとプロレスの試合をしているような気持ちでした。
舞華
JUST TAP OUT期待の女子新人、TAKAみちのく代表からも太鼓判を押されている子。
しかもデビュー戦であの下田美馬選手に勝利。
アテナ世代、ラスカチョに泣かされてきたファン時代を過ごした私としては無駄に悔しさ倍増しましたよ笑
本当にラスカチョに泣かされたもん。
(後に三田英津子さんから全女のバカなファンだったの?と選手になってから言われたときは幸せだったけど)
話を戻す。
舞華。
まるで華名戦の時の私を見るようだった。
ファンにもマスコミにもかなりの評価を得た。
でもプロレスを全くわかってなくて、見せ方、お客さんありきの勝負事であることを全く理解していない悲惨な有り様。(逆にその素人感溢れ強さ一本で戦う私と華名さんとの戦いが新鮮で面白かったのかもしれないし、TAJIRI選手はそれが楽しみだったのかもしれないし)
その後私は華名選手(現WWE ASUKA選手)に負けたものの無名の逸材と言う名前で華名戦以降はSMASHで快進撃を繰り広げていた。
後にも先にも華名戦より話題になった試合はない。もちろんそれはTAJIRI選手のプロデュースのおかげだ。
ただ、、、、、
あれから8年、プロレスをやって来ていろんなことを学んでプロレスは勝ち負けではなく、お客様ありきの難しいものであることを痛感した。
そんな中、昔の私のようなやつが現れたわけさ。
それが舞華。
彼女の場合大ベテラン下田美馬選手に勝ったと言うことだけは私と違うがプロレスってより柔道少女がプロレスのコスチューム着て戦って柔道で勝ちました的な。
そして、団体の期待を背負って猛プッシュされてるとこもあの頃の私に似ている。
私を批判していたやつらはこんな気持ちだったかのかなとまでかんじてしまったくらい笑
だからついつい絡んでしまった。
そして、昔の私を今の私が叱咤激励するかのようにいつでもどこでも追い回しては文句をいったのだろう。
ただ、この試合ロープワークって一回したかしないか、私がラリアットを狙う時にしか出していないフォールもお互い一回出したくらい。(関節技のフェイントとしては使ったけど)
私がやりたい、そして、私が周りからも期待されているスタイルがJUST TAP OUTにはあった。
周りはどう見るかわからない。でも私も無駄にフォールしない、ロープに走らない、技に頼らないスタイルを極めると心に誓った。
舞華は顔は田舎のクソヤンキーみたいだけど(笑)
根はまだまだ優しくて弱い部分がある。優しいんだよ。
だからこそ、いつか、舞華が天性のクソヤンキー(笑)になって新人をいじめているとこを見たいと思う。
大丈夫、私だって最初はリングで手をついてお客様の皆様ありがとうございましたと言ったり、超いい子ちゃんだったのが、今ではああなんだから。
本来の女子プロレスらしさをやらなかった分、より女子らしい、女子プロレスらしい、戦いになったと思う。
私のやりたいプロレスができる相手は今のところ舞華くらいなってしまいかもしれない。
舞華に一つだけ礼を言うなら、いつまでも引きずっていた過去にさよならさせてくれてありがとう。
そして、ともか、RYTHEMはもっと舞華に嫉妬して私にかかってきてほしい。
最後にTAKAみちのく代表には感謝申し上げます。