明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、ご無沙汰しております。
雫有希です。
まずは、昨年報道されました件についてファンの皆様関係者の皆様に、大変ご心配ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんでした。
この場にてご報告いたします。
昨年12月16日付で所属しておりましたマーベラスとの契約を解除することとなりました。
また報道の内容に関して、私からの回答に関心が高まっているかと思います。
しかしながら、これ以上、ファンの皆様の不安や不快を煽るような行為をするのはプロとしてよろしくない行為ではないかと自分は思います。
そしてこのような場合、自身の正当性だけを主張した際、必ず自分以外の価値を下げたり傷つけたりするものです。
そのような悲しいことをもう私はしたくないのです。
したがって、契約違反に該当したことがあったかどうかは、言葉やネット上での文章など、表立った行動ではなく、プロレスラーとして、今後の試合・雑務・売店での態度等をもって示していくことにより皆様にご理解いただけるよう、つとめていく所存です。
何より、私は短い間ではありましたが、マーベラスにたくさんの感謝があります。
マーベラスがなければ、私は技術面においても試合以外の雑務においても、何一つ訳もわからずに過ごしていたと思います。
感謝の気持ちがあるからこそ、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます。
そしてこの報道の後は、私に対する心ないメッセージが来るのではないかとも覚悟しておりました。
しかし、直接送られてくるメッセージには、そんなメッセージは一通もなく、私の心身を労うメッセージ、プロレスをやめないでほしいというメッセージ、寂しいというメッセージばかりでした。
これを受け、今こそ「プロ」としての私の真価が問われる時だと実感しました。
世の中には、会社から解雇された方、批判の目にさらされ思い詰めている方が、たくさんいらっしゃると思います。
そんな方たちの光にならないと。
今、私自身が苦境に立っているなら尚更です。
最後に、マーベラスのファンの皆様へ。
リングから見えるみんなの顔が私は大好きでした。
みんなの顔、みんなの声を聞くと、試合でも試合以外でも、どんな辛いときでも、頑張ることができました。
諦めずに最後まで試合をすることができました。
マーベラスのファンのみんながいたから、私は心から女子プロレスが好きになれました。
わたしもみんなが大好きです。
本当にありがとうございました。