今、今週に迫る上智短期大学の講義の準備が手つかずで焦ってます・・・。
僧侶として、プロレスラーとして、の視点からの講義を頼まれてるけど、言いたいことが多すぎるし、うそはつきたくない。
朝日新聞、日テレ、毎日新聞、いっぱいいっぱいメディアに取り上げられてきました。
華々しい栄光に見えるかもしれません。
これを私は栄光に思ったことはない。
いつもメディアに出るときは「迫りくる批判と戦う覚悟」でのぞんでるのです。
いいことをしよう。
いいことをすればいいことが返ってくる。
そんな幻想を私は学生に抱かせたくない。
だいたいが匿名性の掲示板にあることないことを書かれたり、ネットで堂々と悪口を言われるのが関の山なのです。
それが公人の定めだといわれ心の傷など誰も理解しない。
見ず知らずの子供を養育しない親よりも、お金を送る赤の他人が叩かれる、これが今の現実です。
売名行為だと送金先からも疑われる。それも現実です。
仏教界からの理解だってない。浄土宗が運営している施設にお金を送ってもそう思われる、それが現実です。
認めなくてはならない現実。
認めて事なかれにできない現実。
いいことをした分だけいいことが返ってくるならば、マザーテレサはなぜ最近あのように死んだあと批判されたのか・・・・。
これも人間社会の現実。
この辺りを講義したいと思います。