みなさん、こんばんは!
長野リボン楽しかったー!!
本当に施設の方の前でプロレスができるのはこんなにうれしいことだったとは。
さて!!先日残念ながらIW19選手権の挑戦権を逃してしまいました。
SMASH時代からほしがっていたベルト・・・・。
私はベルトがあの時本当にほしくて仕方なかったが私が挑戦する前に団体は解散してしまい・・・。結局挑戦すらせずに終わってしまいました。
そして今回アイスリボンさんに上がるようになり、またベルトの挑戦するチャンスが巡ってきました。
私はベルトがほしいです。
デビューしてから一度も巻いたことがないからほしいという気持ちもありました。
だけどもっと違う気持ちがあるんです。
慈善活動だからこそ「実力が伴わないといけない」と私は思ってます。
実力がない以上支持者ができない。となると「対世間」に発信はできない。
たとえば先日行われました聾者プロレスHERO6を例にあげます。
SMASHに参戦する前の私が参加したHERO3,HERO4。
この大会の目的である手話普及、障碍者と健常者との交流。これについては「私という人間のみ」が経験をしただけで止まりました。
聾者のお客様が私の試合を見て喜んでくださる、までで止まってました。そうです。お客様の層のほとんどは聾者で、健常者のお客様はほとんどいない・・・。つまり聾者への理解交流はできなかったんです。
二月に行われたHERO5。
10月にSMASHに出て以降の初めてのHERO。
前回以上に話題にはなりました。健常者のお客様や、健常者のプロレスファンが少しづつ見に来てくれるようになりました。何を取り上げてもこの大会で一番得た大きなものは藤本選手でした。
藤本選手と知り合うにしても表舞台でプロレスをしてなければ知り合えなかったんですから。
そして先日のHERO6。
表舞台に出始めて、またさらに四月になって10試合近く、またほとんどの試合がメインイベントに出るようになってからです。
表舞台に出てきた時より私の支持者がはるかに増えました。
今回は健常者のプロレスファンの動員が増えたことで健常者の聾者への理解が広まりました。
そして、ファンの人の中で数人ではありますが「手話を勉強したい」と手話に興味を持ってくれる人が出てきました。
また、手話カフェのカフェmimiさんに行った人、行ってみたいといっている人が増えました。
つまりみんなから支持される選手、確固たる強さを持っている選手にある「影響力」がものを言うと改めて実感しました。支持されない選手が、実力もない選手が手話を薦めたり、乳児院支援をアピールしたとこで広めることはできません。
つまり確固たる実力がない以上慈善活動をやっても意味がない。
何の効果も生まれない、単なる「慈善活動を大義名分にし、試合をこなして楽しんでいるだけ」になるんです。
チャリティイベントは気軽に開催できる分落とし穴があります。
「チャリティ精神」を偽ることも簡単。
「チャリティ」を名目に低コストで好きなことをすることだってできます。(これは良くお寺プロレスでも問題になってるテーマ)
私実際思うんですよ。
たとえば、今流行の○○メーカーさんとか先日盛大な引退セレモニーをやった方とか(あえて名前は出しません)、名実ともに頂点にたった人間がチャリティをやったら?
支持者は多い。よって寄付額は多額に上る。
ただ楽しみで試合がしたくてチャリティ名目のもと試合をしてるわけではない真の証になる。だからベルトがほしいんです。
私が目立つためじゃない。
かっこよくなりたいからじゃない。
本当にチャリティ興行に参加するだけなら簡単。
売店でも、もっともっとグッズが売れてほしいと思う時に思います。
そのためにはいい選手にならないと・・・って。
だからベルトがほしい。
だから頑張る。
だから無差別にこれからもベルトを狙う。
全ては恵まれない子供たちのために。