昨日ファンの中学生が呟いた一言でふと思ったこと。

いじめの対象になった子と関わりづらくなったって。


それは正直な子供の意見だと思う。けどそれを肯定するのは大人の役目ですか?私は違うと思います。


面白半分でやっていたこと。


自分たちはからかいのつもりでやったこと。


群集心理は本当に怖い。

明らかに間違ったこと、倫理から外れたことでも、まるでゲームのように人の理性をむしばんでいく。


いじめられている側に原因がある、なんて麻薬のような言葉がさらに人の心を殺す。


人を傷つけたり陥れることがだんだん楽しくなってきてしまう。

悪ふざけのつもりじゃなくて、悪ふざけ程度にしか感じられないほどに倫理観が働かなくなるんじゃないかな。


学校裏サイト

悲惨な光景にさらしての動画配信

掲示板


たくさんあります。


学校からは逃げれないんです、子供は。


大人が守るべきなんです。


今、胸を張って見本になれる大人はいますか?


いけないことに対して難癖つけて、「ダメ!!」と言えず多数派に、強い側につく大人はいませんか?


さあ、小学生、中学生、高校生のみんな、考えてみよう。


ちょっとした軽はずみな気持ちでその子をいじめてしまった。


そのいじめられている子を助けてあげれなかった。



翌日その子は登校しなかった。


その日その子は部屋でいじめを苦に自殺していた・・・・


そうなったときあなたはどうしますか?

自分に限ってそんなことはない・・・なんて思ってませんか?


じゃあ現実何人の友達がいじめを苦に自殺してるんですか?

たくさんいるんですよ。


つまり自分の生活の中でも十分起こりうることなんです。


私は今公の場に立って仕事をしています。

楽しいことばかりでなくつらいこともあります。

ファンも隣りあわせなら批判も隣りあわせです。


今書いているブログももしかしたら批判の対象になりかねないと思います。


だけど私は言います。


バッシングや批判の対象の中でも立ち続ける私だからこそ君たちに言う。


何をするにもその先にあるのは「人の心」です。


目には見えませんがあなたと同じ心を持った人間であることを忘れないで。



ちなみに、その中学生はいじめられている子を守る約束をしてくれました。


その一歩はとても立派です。


ちょっとでいいから考えよう。その先にある心を。