大きな台風や大雨で被害が出た地域がありました。幸い大阪に被害は少なかったようですが知人やご親戚の方々が被災されておられませんか?衷心よりお見舞い申し上げます。
さて、今月の子供会は20日の日曜日となりました。10月の子供会は昨年に引き続きお寺を出て発掘ふれあい館（東大阪市立埋蔵文化財センター）へ滑石勾玉づくりの体験学習の予定の日です。
昨年の様子はこちら→第１９回子供会
不安定なお天気の日が続いていましたが幸い当日は晴天となり、先日皆に配ったお揃いのバックを背負って出発しました。
ひと駅乗って歩くこと10分ほど・・・・到着しました！
滑石を選びます。
勾玉とは古代の装身具の一つで曲玉とも書くことからわかるように湾曲した玉の一端に穴をあけ、糸を通した装身具の一種なのですが、そこは現代風にこの時期に合わせてハロウィン風のデザインもあります。デザインを選んで早速石削り
削り終わると次の洗浄・つや出し工程へ
いよいよ染色！
そして顔の書き込み。今までの苦労が泡となるのか実を結ぶのか???
出来上がりましたーーーーーっ！！！！！！！！
帰る前に敷地奥に復元された竪穴式住居を見学。「大昔のお家はこんなんやったんよ～」に初参加の子供はキョトンとした様子でした。
さて、帰りの電車で「先生が今から言う言葉はどこかここから見えるところに書いてある言葉です。それを一番早くみつけた人が勝ち！」とゲームを始めました。初めは「したくなーい」と言っている子もいましたが問題を出すと皆キョロキョロ。必死で探し始めました。私はこうして人と人がやり取りするゲームが大好き。そして子供達も間違いなく好きなのです。電子機器に頼らなくても、どんなところでも誰とでも少しの時間でも楽しみは自分たちで創ることができます。そういう事もお寺の子供会を通じて子供達が学んでいってくれればと願っております。
無事、予定の時間に到着。今月も楽しい一日となりました。ありがとうございました。
合掌