こんにちは。
子供会担当の坊守です。
さて、18日は12回目の子供会の日となりました。
12回という事は…
そうです、お陰様で子供会を始めて1年が経ちました。
無事、1年を通してやってこれたのはこの子供会に賛同して子供を通わせて頂いた保護者の皆様のお陰だと感謝しています。
「宗教なんて何になるの?」「結局は心の持ち方」などと乱暴な意見も聞こえて来たりするこの時代に、子供の頃から阿弥陀様の前で遊び学びお勤めし、又どのように生きるべきかを問うていく時間を子供に与えようとされた親御さんの気持ちを大切にして毎回子供達の心に残る時間を過ごせるように私自身も日々精進していきたいと思っています。
さて、当日参加は2人欠席で8人となりました。
欠席の2人は男の子だったのでゲームで男女対決が叶わず、出席していた男の子2人はとても残念がっていました(笑)
お勤めは「らいはいのうた」です。1人で唱える調声人の希望を尋ねたら1年生の女の子がひとり手を挙げてくれました。
なんとも可愛くて愛くるしい実直な姿に私も感動しました。他の皆は何も言わずともお勤めの時は全員正座をしてくれています。
子供達に自分が思う「いのち」の場所を書き込んでもらいました…そこはさすがの子供。早速髪の毛を書き込んだり服を着せてくれたり(笑)でも、ほとんどの子供が胸の真ん中に丸を描いてくれました。
そんな中、1年生の女の子は目を描いて「いのちは目にあると思う」と自分の考えを教えてくれました。
確かに目に関係することわざや慣用句は沢山ありそしてそれらは人の気持ちや心の表現をしているものが多いですね。
子供達1つ1つの意見に間違いはありません。ただ私から付け加えたのは彼女彼ら身体全部が尊いいのちだという事です。
そしてそのいのちは生かされてるという事に気づいて欲しかったのです。
「じゃぁ今からみんなせーので心臓を止めよう!せーの!」もちろん止まる心臓はありません。
ほら、止めようと思っても止まらない心臓。
私達は自分の力で生きてるのでなく、生かされてるんだよと伝えました。
だから尊いいのちなのだと。次の問いかけは「何故いのちは大切?」という問いです。
「いのちやから…」子供の答えはこれしか出て来ません。
そうですね。
みんなちゃんとわかってはいるのですが、言葉にする事が出来ないだけでした。
「例えば貴方がこの世から居なくなったときお母さんはじゃぁ代わりに隣の子供を可愛がるわ!とはならないよね?そんな風に貴方達はこの宇宙で貴方1人しか存在しない代わりのきかない尊い存在なのですよ。
それは難しい言葉で唯一絶対無二の存在と言うのです。代わりのきかない大切な大切ないのちなのですよ」と伝えました。
これはこれからもずっとずっと子供達に刷り込んで行きたいと思っています。
おやつの時間を挟んで今回のゲームは少し頭を使うものも入れてみました。文字制限しりとりです。
私は頭をフル回転してやっと出来たのですが1人の男の子が全てサクサクと書き終えてしまいました。
ボキャブラリーの絶対数は大人が勝ってるはずなんですが(汗)
次はお待ちかねの身体を使ったゲームです。座布団川渡り。
2人が1組になり、1人が座布団で前に進むのですが後ろの座布団はもう1人が順繰りに前に移動させるのです。
目標点まで渡ったら選手交代。
次は紅白カードゲーム。
並んだカードをひっくり返して自分のチームの色のカードにします。
お互いにするので俊敏に動かなければなりません。
最後はみんなからのリクエスト。新聞じゃんけんです。
このゲームは何故か子供達に絶大な人気があります。
お陰様で今回も楽しく過ごしました。ありがとうございました。
来月もよろしくお願いします。
合掌