大福豆のポタージュ | お天気ママのこころとカラダがよろこぶごはん

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10月24日金曜日、東京は久しぶりに日差しがまぶしい朝。

やっぱり、晴れって気持ちがいいな。


たまった洗濯物を、がんばらないと。


さて突然ですが、最近私は煮ただけ冷凍にはまっています。


というのも、日常に使える薬膳食材では豆類が多くあるんだけど、

豆類は下ゆでが必要なのよね。


なので、緑豆、はと麦、小豆など、味付けをしないで、

圧力なべで煮て、ジップロックで冷凍をしています。


そうすれば、使いたい時にすぐに使えるし、日持ちもするから。



きのうは、その大福豆を使ったポタージュです。



玉ねぎをゆっくり蒸し煮にして、



豆と牛乳、香りづけにローリエを加えて、温めて。




ミキシングするだけで、完成。



大福豆とは、皮も中身も白い、白いんげん豆の仲間のもので、

クセが少なく、ねっとりして、おいしいんだ。


ポタージュにしてもクセが少ないので、

まめまめしさを感じさせない、優しい甘さ。


それでいて、隠し味にベーコンを入れような、

豆のたんぱく質のコクもあって、すっごく美味しいよ。


豆嫌いの4歳児も、普通に口にしていました。



薬膳で豆類は、お腹周りを強くして、気を補う作用があるとされています。


とくに10月20日~11月6日は秋の土用で、

中医学では、お腹周りの調子を整え、

次の季節に向かって体を作る時期。



秋の土用は、冬に向かって体調を整える時期。

ぜひ豆類を食べて、胃腸を強くして、来る寒さに耐える体を作ってくださいね。



◎大福豆のポタージュ(2~3人分)

煮大福豆=100g
玉ねぎ=1/4個
Aバター=5g
A塩=小さじ1/4
A水=60cc
牛乳=200cc
ハーブ、ブラックペッパー=お好みで


①玉ねぎをみじん切りにして小鍋に入れ、Aを入れて加熱。
蓋をして弱火で、10分蒸し煮にする。
(途中、焦げそうだったら水を少々足して、10分ゆっくり加熱してください。)
②煮大福豆、牛乳、ローリエを加え、沸騰直前でことこと1~2分煮る。
③ローリエを取除き、ミキシング。
④皿に盛りつけ、ハーブとブラックペッパーをお好みで盛り付ける。


◎煮大福豆

大福豆=150g
水=300cc

①大福豆は洗い、水に1時間浸す。
②鍋に大福豆とひたひたになる量の水を入れ沸騰させ、ザルにあけて湯を捨てる。
③圧力鍋に大福豆と水(300cc)を入れて加熱。
加圧15分で、粗熱がとれるまでそのまま置く。

ジップロックなどに入れて冷凍すると、だいぶ保存できます。