5月30日水曜日、東京は夕方から雲が多くなったけど、おおむね晴れ。
前日のような、突然の雨は降りませんでした。
洗濯ものもよく乾いたし、主婦にとってもはとっても嬉しい一日。
さて、きのうは以前から楽しみにしていた、
”痛み”を知る、聞く、はなす会に参加をしてきました。
現在、慶応義塾大学の助教を務め、
天気と痛みについて研究をする船久保恵美さんが企画をしてくださった講習会で、
先生の研究からわかった、天気と関節などの痛みについてそのメカニズムのお話と、
患者さんの体験談を聞くことができました。
まず、先生のお話で、
天気と痛みについて。
気圧がさがるとき、気温が下がる時、湿度が上がる時、
慢性痛が悪化することが多こと。
気圧についてのメカニズムは、
耳の内耳に気圧を感じ取るセンサーがあって。
内リンパ液と外リンパ液のバランスが崩れて、
体が気圧の下降を感じる
↓
すると、心拍数があがり、血圧が上がる
↓
昔から痛みと関係があるといわれている交感神経が高まる
↓
慢性痛が悪化する
これは
慢性痛を抱えたラットの実験で、えられた結果だそうです。
ちなみに、内耳機能が壊れたラットの場合、
気圧の低下では、慢性痛の悪化が見られなかったそうです。
昔から、「雨が降ると古傷が痛む」「関節が痛むと雨あふる」などことわざがありますが、
実験で臨床データが集められる時代、
そのメカニズムが解明されるようになり、面白いですよね。
医学の父といわれる、ヒポクラテスが今の時代に生きていたら、
毎日が興奮・わくわくだったんだろうな。。。
船久保先生のお話のあとは、
現在も繊維筋痛症という、全身が痛む原因不明の病気で悩む、
橋本裕子さんが、
天気と痛みの体験談をお話ししてくださいました。
たとえば、東京にいても1,600㌔離れた沖縄に台風が通過すると、
ちょっと湿度が高くなると、
天気図に低気圧がたくさん解析されるような天気図の気圧配置になると、
体中に痛みを感じるそうです。
その痛みも様々で、
たとえば、湿度が高くなった時は関節がずきんずきんと痛み、
日本に台風が接近した時は、手のひらが、
熱いフライパンに押しあてたみたいな激痛に襲われるそうです。
現在は、医療すすみ少しは改善したようなんですが、
少しでも、同じ病気で苦しむ人の助けになりたいと友の会を立ち上げ、
昨年には闘病記「そうまでして生きるわけ」を出版されたそうです。
最後に橋本さんが言っていた言葉で印象的だったのが、
「友の会を作って、理解しあえる友人がたくさんできた。
痛みは見ている人にはわからない。
互い同じ痛みを持った人が会話をして、
互いの痛みを理解しあえること、話すことが一番の治療になる」と。
たしかに、痛みって、数量では測れないし、
経験したことない人には、理解できなかったりするよね。
“痛み” を 知る、聴く、はなす 会って、本当に大切だな~~と思いました。
ちなみに、主催の船久保先生いわく、今後も開催したいとお話をしていました。
興味のある方は、船久保先生のブログを、ちょこちょこ覗いてみてくださいね。
書きたいことがたくさんあって、活字ばかりが増えましたが。。。
我が家の夜10時。
帰宅すると、お風呂あがりのユウタンが、
ビデオを見ながらドーナッツを食べていて、
プラレールは出しっぱなし、、、。
しまいには、主人作のラーメンが3つ出てきて、3人で食べました。
お料理メモ/レシピ/作り方/材料
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