皆さん、おはようございます。

 

日本という国は、実は戦争を引き起こした大罪扱いされている国でもありますが、その事実を知っている日本人ってどれくらいいるのでしょうか?

国連の常任理事国に入りたい/なりたいという事がニュースで報じられる度、“その前にすべき事があるやないか!”といつも吠えてますが、その点を報じるメディアは過去に遡っても片手で余っちゃうくらいシビアだし、不都合というより信じたくない事実だから知らない。

 

岸田が海外へ日本の金をばら撒き、国民を疲弊させている事のその裏側は、やはり“敗戦国”であり“世界戦争をおっ始めた大罪国”としての奴隷的責任を負わされ、そのごく一部が現在のこの国を現わしてるように思えますし、それがあってか今年の秋冬くらいに、とてつもなく大きくてハードな出来事が日本と多くの日本人に降りかかる、変な気配を感じてます。

おかしな話を聞いたり、変な情報を知ってるからといった、程度の知れたレベルの低い予言なら良いのですが~

 

それでは、今回のテーマで取り上げた話のラストです。

 

 

グローバリストはディープ・ステートから深刻な支援を受けているため、これらのシナリオのどれかが発動される可能性がある。 しかし、人気がありポピュリストであるトランプが勝利して大統領になったと仮定すれば、もちろん世界政治全体に最も深刻な影響を与えるだろう。

まず第一に、このようなイデオロギーを持つ米国大統領の2期目は、1期目が(グローバリストにとって)「不幸な」事故ではなく、パターンであったことを示すだろう。 一極世界とグローバリストのプロジェクトは、ロシア、中国、イスラム諸国といった多極世界の支持者だけでなく、アメリカ人自身からも否定されるだろう。 これは、リベラル・グローバリストのエリートのネットワーク全体に強力な打撃を与えるだろう。 そしておそらく、このような打撃から立ち直ることはできないだろう。

客観的に見れば、トランプは、米国が支配的ではないが重要な役割を担う多極的世界秩序の引き金となることができるだろう。 「アメリカは再び偉大になる」が、国民国家としてであって、グローバリズムの世界覇権国としてではない。

同時に、もちろん、現在存在し、グローバリストによって解き放たれた紛争は、それだけで自動的に収まるわけではない。 ウクライナでの戦争を終わらせるようロシアに求めるトランプ大統領の要求は、現実的ではあるが、概してかなり厳しいものになるだろう。 ガザにおけるイスラエルへの支援は、バイデンに劣らず無条件であろう。 さらに、トランプはネタニヤフの右翼政策を同類と見ている。 また、中国に対してはかなり厳しい政策をとるだろう。特に、米国内の中国企業に圧力をかけるだろう。

しかし、トランプとバイデンの大きな違いは、前者が合理的に計算されたアメリカの国益(これは国際関係における現実主義に相当する)を重視し、パワーと資源のバランスを現実的に考慮してそれを実行することである。 一方、バイデンの背後にあるグローバリストのイデオロギーは、ある意味で全体主義的で妥協がない。

バイデンにとって、そして最も重要なことだが、ニュー・バビロンの支配者を気取る人々にとって、すべてが危機にさらされている。 そして、危機的状況においてさえ、彼らの行動は予測不可能である。 一方、トランプは単なるプレーヤーだ。 非常にタフで大胆だが、合理性と具体的な利益の評価に制約されている。 トランプはほとんど説得できないが、交渉することはできる。

バイデンとその親玉は正気ではない。 トランプにとって、核による黙示録は何に対しても容認できない代償だ。

2024年11月に行われるアメリカの選挙は、人類にチャンスがあるのか、それとももうないのかという問いに答えることになるだろう。 それ以上でもそれ以下でもない。

アレクサンドル・ドゥーギンは広く知られ、影響力のあるロシアの哲学者である。 彼の最も有名な著作は『第4の政治理論』(大手書店では発禁本)で、自由民主主義、マルクス主義、ファシズムを超越した新しい政治を提案している。 また、伝統主義に根ざしたユーラシア主義の思想を紹介し、発展させてきた。 本稿はGeopolitikaの好意により掲載された。