皆さん、おはようございます。

GWの期間中、買い物へお出掛けになる方も多いかと思います。

少し前に「5月から食糧危機が?」という記事を挙げましたが、この期間はカードで買い物をするとポイントが5倍や10倍になったり、規模の大きなキャッシュバックがあったりするので、この機会にお米やレトルト食品、缶詰や塩とか砂糖、長持ちするモノとしてはパスタの麺とか浄水フィルターなど、備蓄として必要と思われるアイテムを多めに購入する機会にもなるかと思います。

個人的な感覚としてもそうなんですが、巷では「食糧危機」と言われてるけど、実は「衣食住全てにおいての危機」だと受け止めてるし、それを進言された理由も納得出来ます。なので、アウターはともあれ下着や靴下とか、アウトドアで使うアイテムなんかも購入して損はない時期にも思えます。事が起きてからだと価格的にも大きな負担になりますから。

 

しかし、ロシアがウクライナで実際に大規模な活動を展開した場合、キエフはどうやって持ちこたえることができるだろうか?

 

プーチンが次の大統領任期を確固たるものにするために攻勢をかける必要があるからだ。 3月17日には選挙が行われるが、プーチンは真の反対派を弾圧してきたため、再選の可能性は高い。しかし、それでもプーチンは国民の後押しを必要としている。

このため、キエフはひどい窮地に立たされている。 ひとたびロシアが現在の接触線を越えて本格的な突破口を開き、ウクライナ軍を後退させれば、ゼレンスキー政権がキエフで存続することはほぼ不可能になる。

そのような状況下で、ウクライナ政府を西に、おそらくポーランド国境に近いリヴォフ(Lvov)に移す計画がすでに示唆されている。 ポーランド人はすでに、リヴォフを守るために近くの防空壕を使うかもしれないと言っている。 なぜそんなことを言うのか。 それは、ポーランドのパトリオットやその他の防空兵器を使用してロシア軍を食い止め、さらには他のNATOの資産によって強化されたポーランド軍旅団を派遣する計画を準備しているからだ。 英国はすでに世論を準備し、ウクライナの救援に特殊部隊を派遣することを公然と口にしている。

地図を見れば、NATOがゼレンスキー政権を「侵略」あるいは「支援」できる唯一の方法は、ポーランドとの国境近くで行われる場合だけだということがわかるはずだ。 もちろん、ウクライナが事実上あるいは事実上分割され、西部はある程度独立を保ち、残りはロシアが課すと決めたどんな取り決めにも従うことにならない限り、ロシアがその地域に対処するのは難しいだろう。

ロシアがウクライナ軍をのらりくらりと、ゆっくりとした歩みで維持するのであれば、何も起こらないだろう。 しかし、前述したように、ウクライナ戦争は軍事的、政治的な理由から変曲点を迎えている。

ロシアの攻勢に備えてウクライナ政府をリヴィウに移し、ポーランドと英国の支持を得ることで、バイデンは時間を稼ぐことができるが、最終的にはヨーロッパの一部(ポーランド、バルト三国)で戦争が起こるか、ロシアとNATOが受け入れる膠着状態になるかのどちらかだ。 このシナリオが実現すれば、当面はバイデンは窮地を脱することができるが、中期的に見ても戦略的には大失敗である。

バイデンはもちろん、アフガニスタンのような大惨事はもう必要ないし、生き残ることもできないと肝に銘じている。

英国の戦争への熱意は、ワシントンからの圧力のおかげである。 英軍が不浄で、資金不足で、人員不足の混乱状態にあることはよく覚えておくべきだ。 英軍には資材も揚陸力も援護も不足しており、ロシアが報復してこないと考えるのは愚かだ。 英国が戦争に熱中しているのは、ロシアをどうにか怖がらせるための単なるフェイクニュースだという印象が残る。

アメリカのウクライナ政策のほとんどは、アメリカの武器と調整能力の価値を誇張し、ロシアが紛争から手を引くだろうという希望的観測に基づいている。 ナポレオンまでさかのぼるロシアの歴史を見れば、ロシアが手を引くはずがないことがわかるはずだ。

さらに、イギリスの誇大広告を考慮すると、軽旅団の突撃の結果を思い出す。 バラクラヴァの再来はあるのだろうか?

ヌーランドはバイデン=オバマ・チームの全面的なバックアップのもと、大惨事を引き起こした。 今のところ、米国にもNATO諸国にも対抗馬がいないため、この惨事は続くだろう。 ワシントンは、自ら招いた災難を救おうと、ヨーロッパでの戦争、さらには核戦争の危険を冒し続けるだろう。

ワシントンとヌーランドは、タイタニック号のデッキチェアを並べ替えようとしているのだ。