皆さん、おはようございます。

早朝のこの時間にブログを通じて情報を発信出来る事で、過去の事でも思い返しながら、出勤や通学時からお昼休みなどに、1つの読み物としていただけると少なからず思ってます。

それに、国内の主要メディアによる報道では伝えられない、それでいて実際にあった事や調査の内容と結果が、こうして海外から発信され(例え僅かな数の人であっても)その皆さんの知識として、何らかの役に立てれば……

 

今回と次回は今年2月上旬に届いてた、米国バイデン政権のウクライナ工作の1つで、ザルジニーによるクーデターが起きる可能性と、それを思い止まらせようという画策があったようなので、その記事を掲載します。

 

なぜヌーランドはキエフに行ったのか?、ブライエン最新記事


元米国防次官補、スティーブン・ブライエンの最新記事。ウクライナのザルジニー司令官が更迭された。ちょうどそのタイミングで、バイデン政権のビクトリア・ヌーランドがキエフに向かった。どうもザルジニーがクーデターを起こす可能性があったようで、これを止めるのが訪問の目的だったようだ。必読の記事だ。

バイデンの新ウクライナ政策
タイタニックのデッキチェアを並べ替えようとしている
スティーブン・ブライエン
2月4日
https://substack.com/app-link/post?publication_id=...

Bidens New Ukraine Policy
Trying to Rearrange the Deck Chairs on the Titanic

バイデン政権は、少なくとも今年11月の米大統領選挙が終わるまでウクライナ戦争を継続させたいと考えている。 しかし、特にロシアが本当に大規模な攻撃を仕掛けてきた場合、それが不可能になる危険性が潜んでいる。 そのため、新たな計画が浮上している。

それは文章にはなっていないが、政治的なものである。

例を挙げよう:ゼレンスキーがザルジニーの解任を決めたとき、アメリカとNATOのウクライナ政策の直接責任者であるヴィクトリア・ヌーランドがキエフに駆けつけた。
ヌーランドとゼレンスキーの写真撮影はない。 ヌーランドは、急きょ用意されたテーブルとマイクの前で報道陣にブリーフィングを行った。

なぜヌーランドはキエフに駆けつけたのか? ほぼ間違いなくホワイトハウスは、キエフで事態が悪化した場合に備えて、すぐにキエフに向かうように彼女に指示したのだろう。 

どうやら、ザルジニーが軍を動かして、ゼレンスキーの後を追うために使うかもしれないという本当の心配があったようだ。

今のところ、ザルジニーは動いていない。 ヌーランドがキエフにいたのは、ゼレンスキーよりもザルジニーと話すためだったのだろう。 公的な会談記録はないが、彼女の仕事はザルジニーを落ち着かせ、彼に行動を促すインセンティブを与えないことだったようだ。

ワシントンは公式には、キエフの軍部の交代について何も言っていない。 ホワイトハウスは、これは "ウクライナ内部 "の問題であり、ワシントンがとやかく言う問題ではないと言っている。

確かにこれはナンセンスだ。 ワシントンは2014年以前からウクライナの内政を操作しており、ヌーランドはワシントンが望むものを手に入れるための点火プラグだった。
また、ザルジニーを解任したことに驚きもなかった。 キエフのいわゆる反攻作戦の失敗と、何十億ドルものアメリカの装備や物資の浪費の責任は誰かが取らなければならない。

ウクライナは間もなくアヴディフカを失い、新たに改修されたロシア軍がキエフを目指してドニエプル川に向かって押し寄せる。

これまで何度も指摘されてきたように、キエフの人員状況は悲惨であり、武器の不足もまた、できることが限られていることを意味する。

しかし、本当のキッカーは、キエフが毎週1,000人以上の死傷者を出していることである。 男女を軍隊に引き入れるために、キエフは脅しや威嚇を使った手荒で不人気な手段に頼っている。 訓練を受けていない状態で前線に行くことは、確実に死を宣告されるようなものだ(実際そうなのだが)。

ゼレンスキーがロシアと交渉しないのは、ワシントンがいかなる交渉にも反対し、NATOの敗北とみなしているからだ。 その結果、NATOを狼狽させ、同盟におけるワシントンのリーダーシップを切り捨てることになる。

政治的には、ゼレンスキーはクラーケンや、極端な反ロシア派(その他多くの反ロシア派)の軍部組織とますます連携している。 ロシア人は彼らをファシストやナチスとみなしている。

しかし、ロシアがウクライナで実際に大規模な活動を展開した場合、キエフはどうやって持ちこたえることができるだろうか?

 

この続きは次回に~