こんにちは。青しるべだよ。青しるべ

最近地震が多いですね。大阪は大変なことになりました。お見舞い申し上げます。日本はいつどこでも地震が来てもおかしくないそうです。僕も気をつけます。

 

さて今回の当番はどなたでしょうか?

よろしくお願いします!

 

雪雷雨くもり晴れ雪雷雨くもり晴れ

 

はい、今回は江口の番です。毎度恒例の「行ってきました」シリーズ、今回は3連発します。私の鉄板ネタのアレもちりばめています・・・(スミマセン)。 

 

5月12日は海洋研究開発機構(JAMSTEC)の横須賀本部の一般公開でした。有人深海調査船、しんかい6500の本物が数年ぶりに展示されていて、天気も良く大勢の方でにぎわっていました。しんかい6500は有人深海調査船の船名で、2015年のTVドラマでは有村架純さんがパイロット役をしていました。今回は本物のパイロットの方といろいろとお話しさせていただくことができました。浮上時に重りのバラスト(鉄板)を捨てるのですが、以前落としたバラストと海底で再会することもあるそうです。

 

また、凧は風に乗って空を飛びますが、風の代わりに波の力を利用する無人無動力の観測ボートが開発されていました。サーフボードを数倍したくらいのボートの底にプログラムされた羽があり、波の力を羽で受けるだけであらかじめセットした経路に従って自律的に航行し、その間に気象観測を行うのです。測器の動力は太陽電池です。

また、海洋観測船のレーダーの担当者からデータの解釈方法を伺ったり、たいへん面白かったです。

 

「しんかい6500」

 

5月19日はつくば市で台風に関する気象学会主催の公開講演会がありました。台風の「強さ」は最大風速であらわされますが、その風速は推定値にすぎず、台風の実態は直接観測ができないのであまりわかっていません。

そこで飛行機で台風の目に飛び込んで測器を投下して直接測定してやろう、というのが今回のテーマでした。測器の開発も含めたこのプロジェクト、実際の映像も見せていただいたのですが壮大な画像に釘付けになってしまいました。リアルラピュタ!面白いデータも沢山とれたそうで、例えば台風の目の中には暖かい空気の塊があることは気象の教科書にも載っていますが、上下2か所に暖気核があることが観測されました。

また、台風の最上部は意外と風が穏やかだったそうです。そのうち台風観光フライト、というのができるかもしれません。

 

6月12日は下北沢の本屋B&Bさんで、荒木健太郎さん(気象研究所)、茂木耕作さん(JAMSTEC)、佐々木恭子さん(てんコロ主宰)の対談がありました。3月のブログでご紹介したアラケンさんの「世界でいちばん素敵な雲の教室」の出版記念イベントと銘打って、2時間の予定を40分も超過するほど白熱して面白かったです。当日軽井沢で降った雹の振り返り、アラケンさんの本に出てくるパーセル君の誕生秘話、絶賛執筆中・校了中の本の数々、ニコニコ超会議に初めて出た時の話、ひまわり8号と今月から稼働開始した気象庁のスパコンで何ができるのか、浮世絵と気象の素敵な関係、AIによる雲形の判読などなど。ビールの勢いも借りて次から次に繰り出される話題に満場のお客さんも感心したり笑ったり大忙しでした。

会場にはお天気に関係するプロアマ(?)が多数来られていました。しるべの仲間のほか、津村書店の京子さんや、写真家の吉田六郎さんのお孫さんも来られていました。六郎さんは中谷宇吉郎先生と一緒に大雪山で雪結晶を撮影した写真家で、お天気しるべの旗揚げ公演では六郎さんの撮影した写真を特にお願いして使わせていただきました。

#雲の教室 は対談中にtwitterのトレンド入りしたそうです。

 

 

これはJAMSTECで撮った写真。岩手は北三陸から来た南部ダイバーと北限の海女との共演。海女の藤織ジュンさんは東京から北三陸に移住した方です。ジュンさんとはこの夏にあと何回かお会いできそうです。

 

実はアラケンさんのトークショーが開催された日、すぐ近くの本多劇場で渡辺えりさんと尾美としのりさんが出ていたお芝居があって、のんさんも観に来ていたそうです。ニアミス。知らなかった~。

 

 晴れくもり雨雷雪晴れくもり雨雷雪

 

江口さんありがとう。

僕もいろいろ勉強するよ。

皆さんも地震台風には気をつけてくださいね。

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