気象予報士の劇団「お天気しるべ」のブログ

香りのお花見日和

おはよう～青しるべだよ

あちこちでバラが見頃を迎えているね。

近くに行くといい香りがするんだよね～

くんくん！

おはようございます。

団員の福田佳緒里です。

この時季、みずみずしく色とりどりのバラが

目を楽しませてくれますね。

そして、その甘い香りも魅力。

ちょうど花粉症が終わる頃ですし、

すうっと深呼吸したら

胸いっぱいに初夏の清々しさが広がりますね。

そんなお花の香り、

実はお天気によって感じ方が変わるんです！

くもりや雨の降る前、湿度が高く空気中に水蒸気が多いときは、香り分子が空気中にとどまりやすくなるため、香りが強く感じられやすくなります。

晴れて湿度が低く水蒸気が少ないときは、空気中に香り分子が広がりやすくなるため、香りが弱く感じられます。

また、晴れた日は、地上の空気が太陽によって暖められ、上空に向かって流れていきます。

香り分子はこの空気の流れに乗って空の上へと広がっていくため、香りの強さが弱く感じられます。

一方、くもりの日は、雲が空気の広がりをおさえて地上付近で空気が対流するため、香り分子が長く同じ場所に残り、香りが強く感じられます。

晴れた日に鮮やかなバラのお花を愛でるのも素敵ですが、香りを楽しむなら、くもりの日もお花見日和ですね🌹✨

そして、花より団子🍡

和菓子でもバラのお花見を楽しんでみては？

へえ～

お天気によっていろんなお花見が楽しめるんだね！

ありがとうございました！

次回もお楽しみに～

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