空の高さはどれくらい？

こんにちは青しるべだよ

先月30日の夜にあった地震はすごかったね

気象庁の発表で、マグニチュード8.1って聞いてビックリしたよ

星野さん、天気も地震も同じ気象庁だし、気象予報士さんってやっぱり地震も詳しいの

星野「地震や火山活動などは『地象』といわれるものなので、『気象』予報士とは分野が違うんだ

けど、日本防災士機構が実施する防災士の資格を取得して、地震などの際の防災活動にリーダーとして活躍されている方もいるよ」

なるほどね～

そういえばあの地震、震源の深さが682kmもあったんだって

深さ682kmなんて想像つかないや

星野「そうだね けど、地球は半径6400km以上もあるから、682kmってその1割くらいしかないんだよね…

地球は大きいんだね

星野「じゃあ今度は上の方に目を向けて、空の高さを考えてみようか

例えば、一番高い雲はどのくらいの高さにあると思う」

よくわからないけど、だいたい10kmくらい

星野「正解晴れた日に見られるすじ雲は、5～13kmの高さにできると言われてるんだ

では、オーロラはどの高さにできるかな」

うーん、わからないなあ

雲よりは高い気がするから、20～30kmくらいかな

星野「オーロラは電離層といわれるところでできるんだけど、その高さは100～500kmもあるんだ

では最後に、雲の様子を観測する気象衛星ひまわりは、どの高さを飛んでるでしょう」

全然想像つかないや…電離層くらいの高さなのかな

星野「実は、ひまわりは36,000kmもの高さにあるんだ」

36,000km そんな高いところにあるんだ

星野「そのひまわり、去年最新の8号の打ち上げがあって、来月7日の七夕の日から正式運用されるよ

今の7号よりも雲の様子を細かく観測できるし、観測時間も30分おきから10分おきになるんだ

それに日本付近は2分半おきに観測するから、ゲリラ豪雨をもたらす積乱雲の発達も細かく捉えられて、予測精度の向上も期待されているよ

詳細は気象庁のサイトやJAXAのサイトに載っているからチェックしてみてね」

ひまわりは36,000kmなんて高いところから、細かく日本付近を見守ってくれるんだね

ひまわり8号になって画像も白黒からカラーに変わるみたいだし、どんな感じになるのか楽しみだな

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