おはよう!
青しるべだよ 青しるべ

最近すっかり春らしくなってきたよねチューリップ

そういえば、今度の土曜日、3月21日は春分の日。
振替休日にならないからちょっと損した気分だけど、
みんなはおでかけとかするのかな?


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?「青しるべちゃ~ん。」
青「?」
?「だ~れだ?」

青「ん?その声は佳緒里ちゃんかな。」
佳「当ったり~。元気そうだね
青「うん。今、ブログを読んでくれているみんなとお話してたんだ。」
佳「あっ、では私もごあいさつ。改めまして、みなさんおはようございます。
  お天気しるべ団員の福田佳緒里です。」

佳「青しるべちゃん、何のお話をしていたの?」
青「春分の日のお話だよ。」
佳「春分って、太陽が真東から昇って、真西に沈む日だよね。」
青「だから昼太陽と夜の長さが一緒になるんだ。」
佳「うん。でも正確には昼の方がほんの少し長いんだって。」
青「へぇ~。なんでだろう?」
佳「日の出と日の入りは、太陽の「上辺」が地平線と一致する瞬間と定義づけられているの。
  だから、夕方、太陽の下辺が地平線についてから上辺まで沈むのにかかる時間の分、
  昼間が長くなるのよ。
  もうひとつ、地平線近くでは、光の屈折によって実際よりも少し浮き上がって見えるから、
  太陽が地平線の下に沈んでもまだ出ているように見えることも、昼間が長くなる原因なの。」

佳「ところで、二十四節気って知ってる?」
青「知ってるよ。春分も二十四節気の1つだし、ほかにも夏至とか、秋分、冬至、立春…」
佳「そうそう、1年を24等分して、季節を表しているの。

二十四節気

【出典:国立天文台HP】 

  国立天文台が毎年2月の最初の官報で翌年の暦要項(れきようこう)というものを発表していて、
  翌年の二十四節気がいつになるかなどを掲載しているのよ。
  ちなみに、春分の次は4月5日の清明。
  『すべてのものが生き生きとして、清らかに見える』という意味があるの。素敵でしょ♪
  毎日の天気も気になるけど、少し長い目で季節の移り変わりを感じると豊かな気分になるよね。」


佳「
甘党の私としては、季節感のある和菓子をいただくのも楽しみ
青「春分を中日とする7日間はお彼岸だから、今はおはぎだね!」
佳「たしかに『おはぎ』として売られていることが多いけど、
  春のお彼岸に食べるのは『ぼたもち』よ。
  『おはぎ』は秋のお彼岸に食べるの。」
青「えっ?そうなの?」
佳「諸説あるけど、春は牡丹が咲くから『ぼたもち(牡丹餅)』
  秋は萩が咲くから『おはぎ(御萩)』と言われているわねぼた餅
  秋は小豆の収穫時期で皮がやわらかいから粒あん、
  春は時間がたった小豆で皮が堅いから取り除いてこしあん、
  なんて違いもあるようだけど。」
青「ふーん、季節に合った名前なんだね。」

佳「鎌倉にぼたもち寺っていうお寺があるって聞いたことがあるんだけど、
  一緒に行ってみない?」
青「行く行く~!」

ぼたもち寺  

佳「常栄寺ってお寺なんだけど、ぼたもち感が前面に出ているわね。
   『立正安国』を唱えた日蓮が囚われ、刑場に送られていくときに、
   その身を案じた桟敷尼が 仏の加護を祈ったごまのぼたもちを差し出したらしいの。
   その願いが通じたのか日蓮は難を逃れたんですって。
   9月12日にはぼたもち供養も行われているみたい。」
青「あれ?ぼたもちなのに春じゃないんだね。」
佳「…are?*

青「ねぇねぇ、秋はおはぎじゃないの?おはぎ供養の方がいいんじゃないの?」

佳「そうだ。鎌倉には萩寺もあるから行ってみようよ。」
青「う~ん、ひっかかるなぁ。」

佳「あっ、谷口屋さん発見。
  老舗のお米屋さんで、おにぎり
や甘味おしるこをいただけるのきらきら!!

谷口屋

佳「さてさて、一休みしたところで、萩寺へ。」

萩寺  お花


佳「萩寺と呼ばれている宝戒寺は、
秋には萩が咲き誇る有名なお寺。
  今の季節もお花がいっぱいできれい桜**
青「このお寺はおはぎ供養ってやってないね…。」
佳「…are-?*

佳「近くにおいしい和菓子屋さんがあるから寄っていこうよ。」

美鈴


佳「美鈴さん。奮発して上生菓子をいただいていきましょ。」

上生菓子


佳「和菓子で季節の香りを感じる…
  日本に生まれて良かったなと思うひとときね嬉しいw

  暑さ寒さも彼岸まで…

  とはいえ、春分の日の後、来週は寒の戻りがあるかも…
  お気を付けくださいね。


おまけ
 ぼたもちの食べ比べをしましたペア♡
 おはぎとして売っているお店が多かったのは、おはぎの方が上品なイメージがあるから?


滋賀近江八幡、たねやさんの「牡丹餅」
本命ですハート


京都、仙太郎さんの「ぼたもち」


京都、鶴屋吉信さんの「おはぎ」


北陸新幹線開通に沸く金沢、村上さんの「おはぎ」


東京日本橋、榮太樓總本鋪さんの「おはぎ」


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「国民の祝日に関する法律」で、
春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日と定められているんだって。
食いしん坊の佳緒里ちゃんにとっては、和菓子をいつくしむ日だね


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