おはようございます。

「お天気しるべ」のゆるキャラ

しるべです$お天気しるべのブログ



『天からの手紙』の主人公は雪の科学者です。

その科学者と、ともに研究をする男性が登場するのですが・・・


その役を演じるヨシムラさんに登場してもらいます!



*


みなさんこんにちは。

森本茂役の吉村純です。



劇団員が持ち回りで書くことになったこのブログ、初めての登場となります。


今日は僕の演じる森本という人物を紹介をしたいと思います。



この森本というのは、

この劇の為に作られた架空のキャラクターで、




年齢は28歳!



ということしか決まっていない、

何ともスカスカの設定のかわいそうな青年です。




座長の中島からは、

「吉村君の好きなようにやっていいから!」

と、丸投・・・



ありがたく任せてもらっています(笑)



実在する人物がモデルでないだけに、

彼の人物像が描けずどう演じていいものか、最初は苦労しました。




そのため、まずは、人物像を作るところから始めることにしました。



「台本を読んだだけでは読み取ることのできない森本君の背景、育ってきた環境、

そこから作られる彼の人となり、そういったものをはっきりさせることで、

演技にも説得力が出てくるものだ」



というのは同じ劇団のあるメンバーから教わったことです。


そこで、演じながら、考えながら、僕の描いた森本君像は、

以下のようなものです。




横浜にて生まれた森本少年は、

幼い頃からお天気や植物、星などに興味をもち、自然に触れることで

豊かな感受性を養いました。



真面目な性格から、学校での成績も良く、地元の進学校に進みます。



その後は、周囲の勧めもあり、東京帝国大学(今でいう東京大学)への進学を目指し、

勉学に励むも、残念ながら受験には失敗。



初めての挫折を味わうことになります。

しかし、この挫折が彼を大きく成長させることになります。


恵まれた環境に甘えていてはいけないと、親元を離れ、

遠く北海道帝国大学に進学、大学院まで進み、その後は大学に残り、

研究者として主人公の「雪の科学者」に巡り合う・・・


と言ったところです。




イメージができてゆくにつれ、

「彼ならこう考えるだろうな」と台詞の細かなニュアンスを修正したり、

「こんな事は言わないはずだ」と、時には台本の書き直しをさせてもらったりと、

練習にも熱が入るようになってきました。






そんな森本君ですが、劇中での様子は、

ちょっとお調子者なところがありますが、

主人公であるの「雪の科学者」への情熱に感化され、

自らもまた研究への情熱を燃やし、

立派な研究者となる事を夢見るようになります。




しかし、その一方で、一度は諦めたはずの東京への憧れが・・・


 (スリッパペシッ)


うわっ!痛い!!

何するんだ!


 (しーっ!)


これ以上は言ってはいけないとしるべがうるさいので、

森本君についての説明は、この辺で。



さて、この森本君が物語の中ではどのように歩むのか、

物語の本編ももちろんですが、そんなところにも注目頂ければ、

より一層楽しめることと思います。



それでは、12月21日の公演で、

皆さまにお会いできるのを楽しみにしています!


*



なるほど・・・。

ヨシムラさんの役作りの背景にはこんな努力があったんですね。


しるべも練習を見に行くんだけど

森本君を見る目がかわってきそうです。



では、また会いましるべ~ヾ(@^▽^@)ノ


追伸:

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