備忘録 函館編3 (初日の続き) |  お転婆山姥今日もゆく

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 人間未満の山姥です。
 早く人間になりたい。

ラーメンの後。
涼しい北海道なのに娘は
「暑い暑い」
とうるさい。騒いでも仕方ないのにうるさくて更に暑苦しい。
 
「この後どうするの、暑い!」
「教会に行きます」
「で、どうするの、あー、暑い!」

普段東京で暮らしているくせに何を言うか。
「宿にチェックインして、夕方赤レンガ界隈というのはどう?」
 
で、おおよその距離を知るため行きはタクシーにした。
タクシーのおじさんがぼやいている。
 
「どちらから?今年は異常な暑さで、昨日で17日連続の真夏日だったんです」
寒さは慣れているが、真夏日というのはそれまでほとんどないので、暑さで余計にコタエルというが、同感である。
「冷房病」
が怖いので、焼け付く車内で頑張っていたそうだ。なのでタクシー内はワタシたちが乗ってから窓を閉め、エアコンのスイッチを入れたそうでさっぱり涼しくなく、ラーメン後でもあり汗が噴き出す。
冷える前に目的地に着いた。
 
教会のすぐ上がその日の宿である。

 

こじんまりしたコンドミニアムで、眺望が最高なのだ。

すぐ下に教会群。ハリストス正教会がそこにある。



 

 

 
取りあえずパチリ。

 
 
済ましているようだが、娘はこのあとトイレに入った母親を盗撮して笑っている。ワタシがカメラを向けると
「足太いから下は撮らないで」
と注文を付けるくせにだ。
 
「なんなのよ」
「はしゃぐ気持ちがこういうことをさせる」
「熟女の盗撮サイトなんかに投稿しないでよ」
「誰が見るのよ、悪趣味な」
失礼な・・・・!! 明らかにはしゃいでいるので、連れてきた甲斐もあるってものだが。

 

 
この日はタクシーだったので、ここまでは楽だった。
 
その後坂を下って赤レンガ倉庫群へ向かう。早や夕暮れ、ライトアップが始まり綺麗である。
 

  

 

 



 

 



 

 

              

どの倉庫にも沢山店があり、ひとつひとつ歩くだけでも結構な距離と時間だ時間だ。倉庫から倉庫への途中、レストランの裏に猫が来ていて、催促していた。
 



 


 

 

 

お馴染みの猫なんだろう、店のひとにも慣れているようだ。
 
このあたりでヘトヘトとなる。
ぐるぐる歩き回ったので、3㎞は超えたと思う。体重ではなく、距離ですよ。