夜の8時30分頃にコンサートは始まった。
演奏するのは…
ヴェネツィア室内合奏団
私は知らなかったんだけど、世界各地で演奏を行い、日本公演もある有名な合奏団だった。
拍手とともに、バイオリン、チェロ、チェンバロの演奏者が舞台に上がった。
教会の中は満員御礼👏
どうも、熱烈なファンもいるようだ。
ヴィヴァルディの特徴である高い音域の軽やかな曲が続く。
若い男性のソロバイオリニスト🎻が…
クィーンのギタリスト
ブライアン・メイのような、ソバージュ頭。
イケメンは何やってもイケてるよなーと思った。
ただ…
上手いのは間違いないんだけど、こう、心にグッとくるものがない。
何曲かブライアン・メイがソロを務めた後、ソロバイオリニスト🎻がチェンジした。
今度は…クィーンのボーカル
フレディ・マーキュリーっぽい男性がソロバイオリン🎻
おいおい…目が悪くてよく見えないが
この合奏団は、クィーンに似たヤツを採用してんのか❓
まさかと思うが、ロジャー・テイラーやジョン・ディーコンもいるんじゃないだろうな❓と、アホなことを考えた。
さて、フレディ・マーキュリーのソロで演奏が始まった。
しばらくして、アレッ❓なんなんだ、この込み上げるものは❓と思うと、自然と涙が溢れ出ていた。
気がつけば…
フレディ・マーキュリーの演奏に、私は心を奪われていた。
変わった動きをするんだけど、その動きが…
限界突破サバイバーをコンサートで熱唱する氷川きよしにそっくり
そして…超色っぽい❤️
受付の時にもらったプログラムを読むと、
ニコラという人だった。
止めどなく流れる涙に、自分でビックリ‼️
でも、本当に心打たれる演奏だった。
演目はヴィヴァルディだけでなく、パガニーニのもあった。
昔、バイオリンを習っていた時の練習曲の演奏もあって、とても懐かしかった
演目が終わり、観客席の真ん中を通って、団員達が退出する際、最前列に座っている恰幅の良い女性が、ニコラに花束を渡していた💐
花束を受け取ったニコラを目で追っているその女性の表情は…
明らかに恋をしている顔だった。
なんだー
やはり、ニコラの演奏に心を奪われて、ファンになる人もいるんだなと、納得した。
大満足の演奏に感動し、フワフワした気持ちで帰りのヴァポレットに乗り、ホテルに着いたら…
ヴァポレットにプログラムを忘れてきたことに気がついた😭
超ショック…
ショックを受けたが、それとは関係なく、夜は爆睡だった。
翌朝の朝食🥐
パンはどれもこれも美味しい❤️
たくさん食べて、中庭のテラスでゆっくりする☕️
朝食を食べたあとは…事前に予約していた
ドゥカーレ宮殿のシークレットツアーに参加してきます❗️