下山開始後、すでに足の筋力が限界に近づいているのを感じた🦵





気を抜くと、太ももの筋肉がガクッとなって、崩れ落ちそうになる😭





特に階段が大変‼️

ステッキを前につき、後ろは傘で支えながら降りないと、マジで階段を転げ落ちるー





京屋さんで会ったおじさんに傘を持って行けと言われ、素直に従ったのは正解だったと思った🙏





下山時には雨も上がり、傘をさす必要もなくなり、傘は私のステッキ代わりとなった🌂





話は前後するが、登りで尾根伝いを歩いている時、突然、頭の中に言葉が飛び込んできたのを思い出した。





お前も石鎚の子になったのぅ





この時、これは私の思いかしら❓と思ったが、今思うと、石鎚の神様が話しかけてこられたのだと思う。





ありがたいお言葉🥰

石鎚の神様に認められたと思った。





さて、下山は登りよりも早いと思っていたが、とんだ計算違いだった。

ゆっくり降りないと、足がガクッとなるので、登りよりも時間がかかる。





早目に下山を開始して良かったと思った…

天候が回復してきたので、下から登ってくる人も増え始めた。





ヤバイ足に鞭を打ちながら、頑張って下山する🦵





今度登る時は、山頂の山小屋で一泊した方がイイわーとか、いやいや、あの山小屋は男女一緒の座敷に、知らない人と雑魚寝だから無理だわーとか、いろいろ考えながら歩く。





登山道に立てられている表示に、成就社まであと2.5キロとか書かれているが、10メートル進むにも時間がかかる。





気力も体力もまだ十分にある。

だが、足の筋肉がいうことを聞かず、普通なら走ってでも降りられるのに、地味に悔しい😭😭





登っていた時は、川のようになっていた登山道は、流れも落ち着いている。

周りの木々からは、小鳥の声も聞こえ始めた🕊️





鳥の声援にも励まされ、成就社に無事に辿り着いた。

本殿で、無事に下山できた感謝を伝え、さらに下ってロープウェイ乗り場に急ぐ🚡





途中、木々の間がキラキラと輝いていた。

不思議に思って、よーく見てみると…





丸い虹の中に

私の影が写ってるー🌈









ブロッケン現象というヤツだが、びっくりたまげて、リュック🎒からカバーをはぎ取り、ジップロックに入れていたスマホを取り出し、撮影した🤳





ハッキリと、輪の中心に私の影が写っていたが、スマホを取り出すまでに時間がかかり、目撃した景色は写せなかったが、虹の撮影には成功🌈





いやー、こんなことってあるんだ‼️

いろんなサインで、この度の登山の成功を知らせてくれているー❤️





感動しかなかった‼️

ありがたいだけだった…

なんて素晴らしい体験なんだろう…





感動の気持ちを抱いたまま、ロープウェイ乗り場に到着すると…





ギリギリ、ロープウェイの最終便に間に合った😅








帰りはこんな風に晴れました☀️






ロープウェイ乗り場のおじさんに、一人で登ったんですか❓雷は大丈夫でしたか❓と聞かれた。

おじさんによると、雨は予想通りだったが、雷が鳴るとは予想してなかったと話されていた。





ロープウェイには私一人だけ。

行きは真っ白で見えなかった景色も、今はよく見える⛰️






山麓駅に近づいた🚡

大雨で増水した川が、暴れて流れているのが見える。






山麓駅から歩いて数分の駐車場に戻る。

階段から降りてくる私を駐車場からじっと見ているおじさんがいた。





目があったので、こんにちはーと声を掛けると、ロープウェイに乗ってたのは、お一人だけですか❓と聞かれた。





お話好きのおじさんで、いろいろと喋った。

鹿児島から来ていて、いつもは南アルプスに登るガチの登山者さん。

私がこの大雨&雷の中を一人で、しかも日帰りで登山したことを知り、尊敬の眼差しだった😅





どうやら、このおじさん…





私がガチの登山者だと勘違いしているみたいなので、そこは違うことを説明したが、凄いです‼️みたいな尊敬の眼差しをずっと送られていた😅




このおじさんは、土小屋ルートから登り、山頂の山小屋に一泊の予定が、通行止めの憂き目に遭い、京屋さんの駐車場で一泊して明日登るそうだ。





京屋さんの駐車場係の外国人の男性が、オフロ ハイルー❓ デンキ ツケルネーと、温泉に入れるようにしてくれた。





しばらく鹿児島のおじさんと話し込んだ後、温泉に浸かりに行った♨️





白濁した気持ち良い温泉♨️

疲れが飛ぶわー❤️





19時までの営業なので、急いで湯船から上がり、髪を乾かさないまま外に出た。





鹿児島のおじさんと駐車場係の外国人の男性に、ありがとうー❗️失礼しまーす爆笑と挨拶をして、車で20キロ先にあるホテルに戻った。