人間学の学びが子供たちに与えるもの   ~ 最新刊『致知』2023年7月号 ~ | 致知出版社公式アメーバブログ

 

 

 

 

 

コロナ禍で満足に教育の機会が提供されず、またIT化により大きく変貌しつつある

現代の教育現場。そこに〝人間学〟の学びがもたらされると、子供たちはどう変わ

るのか。全国優勝常連校として君臨する箕面自由学園高校チアリーダー部と中村

学園女子高校剣道部は、共に『致知』を使った勉強会「学内木鶏会」を導入して

2年が経過した。両校の監督を務める野田一江氏岩城規彦氏に、現場の生の

声を伺った。

 

 

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「何のために学校の勉強を頑張り

部活動に精を出すかと言ったら、

高校を卒業した後、社会に出て

豊かな人生を送るためです」

 

野田一江
箕面自由学園高等学校チアリーダー部監督

 

私は普段から〝クラブ活動は社会の予備校だ〟と伝えているんですけど、

それが『致知』には凝縮されているから、「私はもう何も言わなくてもいいか」

と思う瞬間があります(笑)。



高校時代に何のために学校の勉強を頑張り部活動に精を出すかと言ったら、

高校を卒業した後、社会に出て豊かな人生を送るためですよね。本人が豊か

な人生を送っていれば、それは必ず誰かの役に立つ生き方になっているだろ

うし、特に女性なので、人を愛して人から愛される人間になってほしいと心から

願っています。

木鶏会を始めたのも、色々な学びは絶対にプラスになる、誰かの手助けになる

瞬間がくると信じているからです。たったひと言、僅か1行の文章でも、『致知』

に掲載されている言葉や考え方は必ず将来役に立つ時が来る。そのために、

よい言葉を心に蓄積し、自分の人生の道を切りひらく選択肢をもっと増やして

ほしいと思います。

 

 

 

「剣道をやる目的は人間形成で、

目標が日本一。剣道を学ぶので

はなく、剣道を通じて人生を学ん

でほしい」

 

岩城規彦
中村学園女子高等学校剣道部顧問

 

 

僕は『致知』や書物で出逢ったいい言葉やフレーズをノートに書き溜めているん

ですけど、そのノートを日頃から見返す癖をつけていると、その言葉が自分の中

に内面化されるんですね。すると咄嗟の時にあたかも自分の言葉のように出てく

る瞬間があって、それは単なる知識で知っている言葉ではなく、実感がこもってい

るから、子供たちの心にずしりと響くのです。



僕は剣道をやる目的は人間形成で、目標が日本一だと掲げています。剣道を学ぶ

のではなく、剣道を通じて人生を学ぶ。歳を重ねるうちに、皆いつかは剣道をやらな

くなりますよね。でもその時、最後に残るのが小手先の技術ではなく、学びだと思う

のです。その学びが実は一番、将来の糧になっていくと思います。

 

 

 

 

プロフィール

 

野田一江

のだ・かずえ――昭和40年大阪府生まれ。京都市立堀川音楽高等学校、同志社

女子大学学芸学部音楽学科卒業後、クラリネット奏者として活動。平成2年音楽の

非常勤講師として箕面自由学園高等学校に着任。3年チアリーダー部創設に際し、

〝チア経験ゼロ〟で指導を始める。ジャパンカップ9連覇を含む、全国優勝38回

の常勝チームをつくり上げる。

 

岩城規彦

いわき・のりひこ――昭和44年山口県生まれ。福岡大学付属大濠高等学校、福岡

大学卒業。母校の大濠高校で1年、中村学園三陽中学で5年の勤務を経て、平成9

年に中村学園女子高等学校に赴任。28年から令和4年まで史上初のインターハイ

6連覇中。これまでに21回の日本一を獲得。

 

 

 

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6月1日発刊

~『致知』最新刊2023年7月号「学を為す 故に書を読む」

 

 

 

●良書の学びが我が人生を創ってきた

佐藤義雄(住友生命保険特別顧問)

前田速夫(元『新潮』編集長)

●人間学の学びが子供たちに与えるもの

野田一江(箕面自由学園高等学校チアリーダー部監督)

岩城規彦(中村学園女子高等学校剣道部監督)

●向かい風の時には自分に深みをつけよ

堤裕(紀文食品社長)

●自分を変え、夢を叶えるための読書

望月俊孝(ヴォルテックス代表)

●明日の成長に祈りを込めて

甲斐拓也(福岡ソフトバンクホークス選手)

●安岡正篤講話録『活学』に学ぶもの

三木英一(英斎塾塾長)


………………
好評連載
………………

「忘れ得ぬ人 忘れ得ぬ言葉」
 五木寛之(作家)

「人生を照らす言葉」
 鈴木秀子(国際コミュニオン学会名誉会長)

「禅語に学ぶ」
 横田南嶺(臨済宗円覚寺派管長)

「人生百年時代を生きる心得」
 田中真澄(社会教育家)

「仕事と人生に生かすドラッカーの教え」



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話題の書籍のご案内

 

ベストセラー書籍、待望の第2弾!!

 

『1日1話、読めば心が熱くなる
 365人の生き方の教科書』

 

藤尾秀昭・監修
 

 

本書では、『致知』創刊20周年以前
(1978~1998年)の記事にも思いを馳せ、
名経営者や名指導者など、
各界の“レジェンド"と呼ばれる人物の逸話
多数収録されている
のもポイントのひとつ。~

◆ 収録記事の一部 ◆

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      ※肩書は『致知』掲載当時


「人生の闇を照らしてくれる光」
 五木寛之(作家)

「人生で一番大事なもの」
 稲盛和夫(京セラ名誉会長)

「十年間辛抱できますか」
 浅利慶太(劇団四季芸術総監督)

「一期一会」
 瀬戸内寂聴(作家)

「独立自尊の商売人になれ」
 柳井 正(ファーストリテイリング社長)

「人間の力は出し切らないと増えない」
 平尾誠二(神戸製鋼ラグビー部ゼネラルマネージャー)

「会社がおかしくなる6つの要因」
 永守重信(日本電産社長)

「自分の限界を超える条件
 長渕 剛(シンガーソングライター)

「逆算式目標設定術」
 岸田周三(レストラン カンテサンスシェフ)

「忍耐は練達を生じ、練達は希望を生ず」
 加藤一二三(将棋棋士)

「“なぜ?”を5回繰り返せ」
 張 富士夫(トヨタ自動車相談役)

「仲間を信じ、童心を忘れず、科学に徹する」
津田雄一(「はやぶさ2」プロジェクトマネージャ)

「金メダル獲得の原動力」
 古賀稔彦(柔道家)

「決勝戦直前の姉のひと言」
 伊調 馨(ALSOL所属レスリング選手)

「一流プレーヤーに共通したもの」
 岡本綾子(プロゴルファー)

「ジャニー喜多川さんの褒め方・叱り方」
 村上信五(関ジャニ∞)

「人は負けるとわかっていても」
 佐藤愛子(作家)

「世界に挑戦する上で影響を受けた人」
 宇津木麗華(女子ソフトボール日本代表監督)

「人の痛みを知る人間になれ」
 村田諒太(WBA世界ミドル級スーパー王者)

「会社経営は常に全力疾走である」
 山中伸弥(京都大学iPS細胞研究財団理事長)


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オリンピック史にその名を残す伝説の水泳選手、
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時代や職業のジャンルを超越した方々の話から、
自らの仕事や人生に生かせる教訓が
得られるのも、本書ならではの魅力です。

 

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★『1日1話、読めば心が熱くなる
 365人の仕事の教科書』


 藤尾秀昭・監修

 

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「知恵の蔵をひらく」
 京セラ名誉会長・稲盛和夫

「現場には仕事と無駄の二つしかないと思え」
 トヨタ自動車相談役・張富士夫

「プロは絶対ミスをしてはいけない」
 福岡ソフトバンクホークス球団会長・王貞治

「一度は物事に死に物狂いで打ち込んでみる
 建築家・安藤忠雄

「人を育てる十の心得――加賀屋の流儀」
 加賀屋女将・小田真弓

「ヒット商品を生み出す秘訣」
 デザイナー・佐藤可士和

「嫌いな上司を好きになる方法」
 救命医療のエキスパート・林成之

「準備、実行、後始末」
 20年間無敗の雀鬼・桜井章一

「公私混同が組織を強くする」
 神戸製鋼ゼネラルマネージャー・平尾誠二

「一番よい会社の条件」
 ファーストリテイリング会長兼社長・柳井正

「仕事にも人生にも締切がある」
 料理の鉄人・道場六三郎

「脳みそがちぎれるほど考えろ」
 日本ソフトバンク社長・孫正義

「奇跡を起こす方程式」
 指揮者・佐渡裕

「10、10、10(テン・テン・テン)の法則」
 帝国ホテル顧問・藤居寛

「自分を測るリトマス試験紙」
 将棋棋士・羽生善治

「負けて泣いているだけでは強くならない」
 囲碁棋士・井山裕太

……全365篇
 

 

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★人間学を学ぶ月刊誌『致知(ちち)』ってどんな雑誌?

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

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一冊の本が人生を変えることがある
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