成功者はこう考える | 致知出版社公式アメーバブログ

世に言われる成功者たちは、
若い頃からどんなことを
心掛けて仕事をしていたのか──。

そのヒントが鏤められた
人気連載「二十代をどう生きるか」

本日は旅行会社JTBグループ
改革を断行し、今日の発展の礎を築いた
佐々木さんがご自身の原点を語ります



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あなたに伝えたい二つの言葉 

佐々木 隆(ジェイティービー相談役)

※『致知』2016年4月号【最新号】
   連載「二十代をどう生きるか」P102
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いま私が若い人たちに伝えたいのは、

「腑に落ちた知識は、
 絶対に自分を裏切らない」

ということである。


 二十代というのは、会社や組織の中で
様々な雑用や下積みをやらされるものだ。

その時、自分にとって何が本当に
必要なのか分からなくて迷ったり、
自分の将来に関係あるのだろうか
と疑問を感じて中途半端になる人が
非常に多い。私自身がかつてそうだった。


また、若い時は研修やセミナーを
受講する機会も多いだろう。

その場では納得して帰ってくるのだが、
覚えているのはせいぜい一週間程度で、
自分の仕事に生かせている
こととなると極めて少ない。

それは結局、
知識が腑に落ちていないからなのである。


では、いかにすればよいのか。


ごく些細なことでいいから、
一つのことを徹底的に何か月も
考えを巡らせる訓練が必要なのだと思う。

ある程度の確信を持ったら、
今度はその知識を自分の言葉で人に話す。

相手の考えも聞き、さらに深める。

そのサイクルを積み重ねていく先に、
間違いなく自分を裏切らない、
自分を救ってくれる
腑に落ちた知識の獲得がある。


ここではもう一つ、
大事なことを付記しておく。それは、

「現在に生きろ」

ということだ。

まだ来ない明日のことを
考えて不安になったり、
過ぎ去った昨日のことを
考えて後悔するのではなく、
きょう一日に集中する。

きょう一日に集中し切った人、
つまりいま目の前にある仕事、
環境、知識を最大限生かした人が
必ず成功者になるのだ。


ゆえに、いま学んでいることや
いま携わっている仕事が
未来の自分にとって役に立つか
否かを考えるのは、全く意味がない。


いや、むしろマイナスに働くと思う。



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 『致知』読者から寄せられた声
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車椅子生活で甘えそうになる心を
常に前向きに奮い立たせてくれます。

紹介してくれた友に感謝です。
今年も元気を享受します。

──黒木 充生さん(大分県)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・梅


『致知』4月号のテーマは
「夷険一節」

「喜怒哀楽の人生を生きる」

船村 徹(作曲家)
 &
村上和雄(筑波大学名誉教授) 
 
 
 ・  ・  ・  ・  ・

 


「別れの一本杉」「みだれ髪」など
 昭和を代表する数々の名曲を
 生み出してきた
 日本歌謡界の重鎮・船村徹さん
 その旺盛な作曲活動の原点には
 生涯の友との7年間が
 あったといいます。

 そんな船村さんの
 喜怒哀楽に彩られた人生行路を、
 筑波大学名誉教授の村上和雄さんに
 伺っていただきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぼんぼり・・・?




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