シャッター・マウンテン (角川文庫)/北林 一光

¥691
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--作品説明-------
北アルプス、“瞑りの楽園”に突如起こった地滑り。山小屋の経営者久作らは、山のいつもとは違う不吉な気配に戦いた。蝙蝠や蜻蛉の大量発生、幽霊の目撃談。次々と起こる不可解な出来事、ついに死者が--。

内容(「BOOK」データベースより)
北アルプス漆沢渓谷。地滑りで閉ざされたホテル。虫や鳥が大量発生、幽霊が目撃される中、ついに死者が!秘められた陰惨な過去が、さらなる怪異を呼び起こす!『ファントム・ピークス』の作者が遺した幻のホラー小説。

--選択した理由-------
著者:北林 一光が好きだからです。

--気になったところ-------
北林 一光の遺作です。
過去の悲劇的な事件の犠牲者が霊になって復讐
よくあるパターンっていえばそれまでだけど
ディテールが良くて、すんなり入ってくる

とても悲しい話、、、でした。

--まとめ------
途中でパターンが読めるのは、残念
全体的には、佳作で、面白いです。

著者:北林 一光は、山が好きで、近年の登山ブームを心良く思っていないのが分かりました。

この話に限ったことではないけど、
1,犠牲者が霊になって復讐 次に、 
2.一般人も巻き込まれる その次に 
3.巻き込まれた一般人の霊はどこに復讐するの?

この3ってどうなるんだろう、だって殺されているんですよ
今度は、殺した霊に恨みがあって、殺されれたあとに復讐するっていうのはどうでしょうか?
無限ループかなぁ

興味のある方、図書館で借りてみてはどうですか

ではでは