ピスチェ・アームストロングの人々 -11ページ目

ピスチェ・アームストロングの人々

一人 電車で 読むのが おすすめ と聞きました。

姉には、3人の子供がいます。



ともちゃん(3歳) シズオ(小学校5年生)



そして 一番上に 中学校3年生の ユウタ。



ユウタとは、受験生って事もあって あまり絡まないんですが・・・



めずらしく実家に 来ていて


ドナさんと 姉のユッコと 話をしていました。





僕「ただいまー。 お! ユウタ めずらしいね。」




ユウタ「ほら ママ~  ピスチェだって 二重じゃんか~

       なんで 俺だけ 一重なんだよぉ~」




僕「なんだ・・・突然。」





ユッコ「それはね♪ あなたのパパは

        今のパパと 違うからよ♪」







僕「え!?・・・・」





・・・重大な真実を あっさり言った。


僕は・・知っていたが・・・




ユウタ「えぇ~・・・ そのパパが 一重だってって事~?」



僕(えぇ~・・・ この状況は 一重とか どうでも良くないか?) 





ユッコ「でもね・・・ユウタの笑顔は すごく素敵よ♪

        外見は、前のパパの方が 好きだもの♪」     





ユウタ「ママァ~♪  俺  二重が良いぃ~~」




僕「・・・・きみたち   気持ちが悪い。」





ドナさん「あはは♪ あんたら親子の 会話聞いてたら

        昔の ピスチェ 思い出すわ♪」




僕「おぃ! どこで 昔の 僕と シンクロしたんだ!?」



・・・・





ユウタは マザコンだ。  



ユウタの マザコンは ある出来事によって 引き起こされた。



それは




子供達が 大きな問題を起こすと



家を出される という  修行制度だ。




ユウタの 場合 中学校になった くらいに



反抗期になり



単身 アメリカに 修行に出された。




数ヶ月後・・・・


反抗期は  まったく なくなって 帰ってきたが・・・



完全なる マザコンになっていた。






次男シズオも 最近 カンボジアから 帰ってきてばかりだ。



小学校4年生が 一人で カンボジアは 日本人初だったようで



大使館との やり取りが 大変だったそうです。



だって 場所が 悪すぎる。



帰ってきた シズオの感想が



そこらじゅうに ドクロの看板・・・(地雷)



「蛙を 串に刺して 食べてた。」



よほど 大きな問題を 起こしたのか・・・




ユッコ「ピアノ教室の 月謝袋 なくした から。」



ドナさん「カンボジアでは パスポートも 自分で管理しなさい。」



たいした 問題では なかった。




僕「・・・生きて 帰ってこいよ。」







でも、ホントは 僕  羨ましい。


僕も 海外 行きたかった。




僕が子供の頃は ホームスティやってなくて


普通に 家 出された だけだった。



夕飯時狙って 友達の家を 転々とする 日々。


いきなり 出て行け! だったからね。



5年後くらいに 


実家の 近くに家 買ったから住めと 電話がありました。




・・・・5年ぶりの 実家の話




僕「ただいまー。」



ドナさん「おかえり。 もう あんたの荷物なんて ないからね。」



僕「わかってる。 なにもないって 想像ついてる。」



とは 言ったものの 一応 自分の部屋だった場所を


覗いてみる。



僕の部屋のドアを開けたら・・・



すっからかん  の部屋




の 真ん中で




青いシャツを着た テクノカットの


アラブ人らしき 人物が



生八橋を 見つめていた。





(ド・・・ドラえもん!?)




ドラえもん 見たいな人が振り向いた。




僕「!!」



ドラえもん「ハジメマシテ・・・これ、肉 入ってマスカ?」



僕「・・・入ってません。・・・ノー ミート イン ・・・」



僕は・・・そのまま ドアを閉め



ドナさん に駆け寄った。




僕「おかあさぁーーん!! 僕の部屋に 

    リアル ドラえもんが いたよーー!!」



ドナさん「あ! ピスチェの部屋 空いてるから 

       ホームスティ はじめたの♪

         あはは♪ 名前 ドラさんって いうの。」 




僕「えぇーー!!」



ドナさん「これからは、世界中の みんなの ママだから

        あたしの事 ドナさんって 呼びなさい♪」




僕「大丈夫なの??? すごい 変な 髪形だったよ・・・」




リアル ドラえもんが きた。




リアル ドラえもん「ドナさん・・・ワタシの あたま  

               アリガトウ ゴザイマセン。」




ドナさん「いえいえ♪ 似合ってるわよ♪

        伸びたら また 髪切ってあげるわ♪」




僕「お母さんが 髪切ったのか・・・

    アリガトウ ゴザイマセン は

      感謝されてないぞ。たぶん・・・」




・・・・




あの日 家を 出されたから


 今の 僕が あるのかもしれない。




ドナさん あの時は どうも


 ありがとう ございませんでした!!

僕が借りている 駐車場の 更新手続きに 

ドナさんに ついて来てもらいました。



保証人とか、必要だった気がするし。


僕が、いろいろ 契約書に書いたりするのが 苦手で 


よく わからなかったり 不安だったり するので


連れて行ってしまえ。 というわけです。





・・・・不動産屋




お姉さん「いらっしゃいませー。
         本日は、どのようなご用件ですか?」



と 聞かれつつ  テーブルに案内された。



僕「えっとー・・・」


ドナさん「息子の家を 息子ごと 売りたいのですが。」



お姉さん「はい??」



僕「え・・・・」



ドナさん「息子も 家も 築30年で 古くなってしまって・・・
       そろそろ 買い替えどきと 思うのよ。」




僕「・・・僕、足腰ガタガタです。
    イヤイヤ!! 僕も 家も 売りません。
      まだまだ 現役です。」
     
        
        
お姉さん「は・・い・・・。」



ドナさん「息子の家は、息子が 住む前に 
       何度か 人に貸して いたんだけど
        スグ 引っ越されちゃうのよ。
         住む人がいなくて 困ったから  
           息子に住まわせてるの♪」




お姉さん「立地条件は、どのような・・・」



僕「イヤ。。条件というか・・・出るんです。」


お姉さん「へ?」



僕「幽霊がでるんです。 足音とか 水溜りだとか・・・
    僕、怖くて ペットショップへ駆け込みました。
     住んでる人口が 多いと 大丈夫と思って。   
       犬2匹。 猫2匹で 住んでます。」




ドナさん「家が 安かったんだもの♪
       そのくらい 我慢しなさい。」



僕「そのくらいって! 大問題だよ。
   ワンコ達が一斉に 誰もいない 方向見て
     吠えるんだよ。 
      幽霊 出るって言ってなかったじゃん!
       よく、そんな所に 息子を 住まわせるよ!」




ドナさん「・・・あたし  幽霊 信じてないもん。」




僕「あ。。。なるほど。」



お姉さん「ぷッ・・・」



僕「とにかく! 家を 売りに 来たわけでは ありません。」



お姉さん「そうしますと・・・」



ドナさん「マザコンでも 借りられる部屋ってありますか?」



お姉さん「あ! お部屋を、お探しですか?」




ドナさん「やっぱり・・・マザコンだと 高くなっちゃいます?」




僕「マザコン金は 家賃の一ヶ月分くらいが・・・ちょいまて!!
    お部屋 探してませんから。
      ただ駐車場の 更新に来ただけです。
        もちろん 僕は、マザコンでは ありません。」




ドナさん「・・・マザコンでしょ?」



僕「違います。」



ドナさん「ただの駐車場の更新だけで 母親 連れてくるのは
        マザコンですよね。 お姉さん。」




お姉さん「・・・確かに。」



僕「・・・なるほど。」




お姉さん「あははは♪ 親子漫才ですかぁ?」








爆笑されてしまった。。。



僕は・・・



・・・・



マザコンだったのか???






確かに 昔 お付き合いしていた女性に

 指摘された事がある。




彼女「温泉旅行に 行きたいな♪」



僕「う~ん・・・お母さんに 聞いてみる。。」



彼女「・・・マザコンめ。」



僕「違うって!! 泊まりだったら ワンコと ニャンコの
   世話を ドナさんに 頼まなきゃダメでしょ!?」



彼女「観たい映画だって・・・いつもお母さんと
     先に観ちゃってるじゃない!!」



僕「・・・何も いえねー。」



・・・・


僕は・・・マザコンなのか!?




・・・・



ショックを 受けていても しょうがない。


今は、駐車場の更新を しなくては。



僕「あ! そうだ。 銀行振込みに したいのですが。」



・・・・


・・・・あ






そうだよ。。。僕の通帳の 暗証番号



ドナさんの 誕生日だよ。



イヤイヤ!! ドナさんが 通帳作ったら・・・


そもそも  ここで  書いたら  ダメな気がする。